2017年5月19日金曜日

仁句鑑賞・・・・逸徳


仁ちゃん上京。 赤いじゅうたんでお出迎えの心境。楽しみだなあ。飛んでいきます。

4月の句にいろいろと考えていたら、もう五月か、早いなあ。 こちらは花粉症で目がかゆく鼻にもきてしまった。たまらん。

で、今回はいい句が多い。いいというのは、わかりやすく、共感するものが多いという事である。
1、囀りや出産祝いの品選ぶ・・・・囀りというのは、あの春の季語になっているやつだな。鳥はなんでもいいだろう。北海道は何かなあ。で、あれは求愛の鳴き声であって、つまりは命の賛歌になるだろう。この事とも出産祝いがぴったりとイメージがつながる。
2.薬指紅さすしぐさ若葉風・・・・薬指は紅さし指ともいう。うん色っぽいが、時代は電車でぬりたくるという状況である。見たくない。     
3.海霧深し中学生の妙手かな・・・将棋の奥深さを海霧深しとイメージしたか、藤井君まもなく19連勝    
4.朴の花験を担いだ準決勝・・・これよくわからん
5.少年の珈琲初め新樹光・・・珈琲はじめがいい。海の向こうでは、ひとつの文化としていくつかの小さな成人の儀式がある。ある年齢になったら珈琲を飲んでいいというのもひとつの成人の儀式なのだ。そのほかに半ズボンから長ズボンを初めてはくというのもあるらしい。こういう小さなタブーは一つの物語を紡ぎだす。 大人になるという事は大変なのだ。 新樹光という言葉がぴったりである。まさに青春なのだ。  特選   
6.通行止置かれたままに花隧道・・・帰還困難区域のゲートの向こうに続く桜トンネル。だが、その下を歩いて花をめでる人はいない。現代というばけものが到達したひとつの風景。哀しい風景である
7.亀鳴けり戦後七十二年目に・・・亀もなくのか。悔し泣きではないだろうか。最近の安倍さんを見ていると。
8.牡馬牝馬首まで競りて花は葉に・・・・さくらのしたの天皇賞かな。
9.郭公に苦き迷夢を覚まされて ・・・夢ならさめてほしいと思う毎日である。覚ましてくれるなら郭公もまた救いの神です。 しかし北海道の郭公はこちらの鶯のほーほけきょにあたるなあ。  
10.圭角のとれて米寿や麦の秋 ・・・これよくわからん。将棋がわからんからかな。
 

2017年5月17日水曜日

函館通信2‐75・・・5月投句・・・仁兵衛

 函館もやっと桜が終わり、替わって紫はしどいが盛んに咲き始めている。世界は実に複雑な様相を見せつつ刻一刻と変化の速度を緩めては来ない。ニュースを見てついて行くだけで疲れてしまう。勿論年齢が更にそれに追い打ちを掛けて来る。忘れたようだが5月の十句を送る。ご鑑賞、ご批評をお願いしたい。

平成29年5月
1.囀りや出産祝いの品選ぶ
2.薬指紅さすしぐさ若葉風     
3.海霧深し中学生の妙手かな    
4.朴の花験を担いだ準決勝
5.少年の珈琲初め新樹光      
6.通行止置かれたままに花隧道
7.亀鳴けり戦後七十二年目に
8.牡馬牝馬首まで競りて花は葉に
9.郭公に苦き迷夢を覚まされて   
10.圭角のとれて米寿や麦の秋    

 5月31日から上京予定。体調全く悪く不安多し。衰えてゆくぶざまな姿は見せたくないが仕方なし。何人かの人にお会い出来れば有り難い。