2015年10月23日金曜日

27.10 仁句鑑賞・・・猫跨ぎ

旭化成の業務内容は多角的とは仄聞しているけれど。常総市の水害で一戸のへーベルハウスがびくともしなかったのは印象的だった。でも、基本的には材料製造業だよね。杭打ちのインチキまでは目が届かないよなあ。
とはいえ、だから地震ですぐ倒壊という訳でもない。すぐ白黒と識別したがるが、リスクを数値化できないのかね。なんでも立て替えというのは、余りに乱暴でもったいない。

さて27.10仁句鑑賞
 1.名月や枕の高さ替へてみる
この前のスーパームーンは流石だった。逸徳氏からいつもの案内を戴いたが。月光が丁度差し込む位置に顔があって、枕の高さでちょっと微調整ということかな。
2.また別の予定加わり大花野
新しい予定がこの花野行なのか、花野行のあとなのかちょっと訝しいが、まあいずれにしても大した用ではないのだろう。
3.秋雪やネクタイピンを留め直す
秋雪とは北海道季語だね。ちょっと気分を引き締めてということだろうが、ネクタイをする機会があるんだねえ。法事かな。
4.耳奥からころがり落ちて木の実かな
ちょっとシュールな内容だが、大きめの耳垢だったのかも知れない。
5.店の奥亀の子束子秋の雲
荒物屋の奥に、そうそうは売れないが、切らすと困る亀の子束子がぶら下がっている。でもこの道具は完成度が高いね。或る種の作業には欠かせないのでは。準特選
6.漏斗雲秋の大地を毟りけり
竜巻か。本場では風速100mを越え、牛も巻き上げるという。最近日本各地であるらしい。日本が亜熱帯化している徴だね。
7.指揮棒の水平となり湾の秋
指揮者がタクトを横にして一瞬止めた。湾の秋がいい。特選。
8.秋が居て幻日が居て一日かな
幻日とは太陽の両側に顕れる明るい部分。暈の一種だね。
9.立掛けた俎板の白秋陽かな
台所で、立て掛けてある俎の白さがことさら目についたというところ。秋は白。
10.とんぼうの動体視力谷地の奥
蜻蛉の群をここ千葉で久々にみた。久留里沿線の穭田で。谷地で蜻蛉に近づき、一瞬手を伸ばしたが、軽々と逃げられてしまう。動体視力は全くかなわないね。

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