2016年7月25日月曜日

28.7仁句鑑賞・・・猫跨ぎ

「ここまできました」―何かまだ?まだ充分じゃないの?
私も先日ブログ画面で、あちこちいじっていたら元の画面に戻れず、「投稿」の箇所が消えて仁兵衛氏と似た症状となった。消して、元から立ち上げた。よく判らんね。

さて仁句鑑賞。
1.追分のソーイソイソイ夏暖簾
江差追分の唄声の聞こえる料理屋、割烹か。
昔、NHKのど自慢で必ず唄われたなあ。今どうなんだろう。
2.三度目の抗癌剤や合歓の花
さて、御本人のことかな。初耳だけれど。
3.子等しゃがむ入母屋にある夏休み
ふるさと村かなんかの風景。子供が長い説明に飽いてしまった。
4.白寿逝き時計の跡や夜の秋
百歳手前で亡くなった。時計の跡とは。ちょっと判らないが、ご遺体の腕の周りに時計の跡、または昔の柱時計をはずした跡がしらじらと見えるのかな。
5.くぐもれる鳩柔らかき梅雨晴間
鳩の特有の鳴き声が聞こえる。梅雨晴間にちょっとひと息ついたところ。
当地は梅雨明けが未だで涼しい毎日が続いている。特選
6.恋ごころ残っておるや落とし文
里山近くを散歩中に、落し文をたまに見かける。一度拾って中を開くと、綺麗に卵を産み付けてあった。それはともかく昔の文人は粋なものだ。人間幾つになっても抜けないね。
7.ブンブンと一膳飯屋扇風機
こういう雰囲気の食堂はどんどん減っている。むしろ東京の下町の路地奥かな。
8.イチローの笑ふ頬髭大西日
大記録を前にますます落ち着いている。大したものだ。大西日はちょっと淋しくないか。かえって精悍さがますかな。錦織も田中将大も決してはしゃがないね。若い一流のアスリートは頼もしい。準特選
9.そこにある見えざる不安土用波
土用波にはちょっと早いけれど、何ごとか内包しているもの。表面的には普段の姿だが。
10. 整体の揉み返しきて凌霄花
マッサージで、揉み返しってあるのかな。こればかりは経験しないと実感がわかない。

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