明後日はもう12月。時間はどんどんアクセルを踏んで飛び去って行く。
年末商戦で街は騒がしくなるが、売らんかなの動機が見え透いて全然風情を感じない。
寝転がって本でも読むしかない。陶淵明を読んだが、面白いね。これが西暦400年頃の詩人。実に中国って国は・・
家に籠もっているとまた気分が煮つまるので、どこか出掛けよう。
さて今月の投句。
・赤子の手伸びて四方の夕紅葉
・幾度も藩主は替はる鵙高声
・同じ向きの衛星アンテナ鶴渡る
・鳥威片づけられてなほ光り
・煮凝や思ひ出話うやむやに
・枯菊を焚きて広げる世界地図
・紋別深秋羆の巨躯の吊られあり
・みちのくの要はづれし秋扇
・単線列車泡立草をのけぞらす
・紅葉して能楽堂のジャズライブ
2015年11月29日日曜日
2015年11月27日金曜日
27.11仁句鑑賞・・・猫跨ぎ
荒々しい世の中になってきた。トルコがロシア機を撃墜したことで、単純な二元論で片付く状況では全然ないことが露わになった。サイクス・ピコ協定(1915年)なんて昔話に戻らないと説明出来ないようだ。冷戦が終わって歴史は終わる、どころか戦国時代(帝国主義)に舞い戻ったね、完全に。もう年寄りの出る幕ではないな。
逸徳氏の昼酒の習慣はいかんねえ。飲まざるを得ないか。
27.11仁句鑑賞と行きましょう。
1.丁寧に魚捌いて文化の日
文化の日は、十一月三日、我々の二回り位上の先輩は天長節と呼び、それなりに目出度かった。戦後は自由と平和を愛し、文化をすすめる国民の祝日。何やらくすぐったく、従って皮肉っぽい句が多い。これは比較的真面目。作者の人柄が出ている。
2.抽斗に明日までだと秋しまふ
立冬は十一月七、八日。つまりその前日までは一応秋だ。掲句は、いまは秋。秋のあれこれを明日までだなと思いながら見ている風景。季節感がとみに薄くなってきたこのごろ、さて、しまう秋って何だろう。
3.消印の読めぬ葉書や片時雨
片時雨。季語っていう世界は実に精妙だね。いっかなすっきりしない心象も表している。その上消印も良く読めぬ。カフカの小説みたいだ。特選。
4.路線バス乗り込んで来た冬支度
バスにおかみさんが乗り込んできた。冬支度に余念がない。言葉も服装も。準特選。
5.アフリカの人の後に菊花展
スーパーなんかでも、いろんな国籍の人が普通に買い物している時代になった。菊花展なんかにも。
6.鯛焼を割ってバリから頬ばりぬ
割ったら剥き出しの餡から食べないと落っこちてしまうと思うが。バリを囓る余裕はないのでは?
7.玉砂利の音は聞へず神の留守
神も参詣人も不在ということかな。森閑とした風景か。
8.立飲みのコップ酒干し三の酉
今年は三の酉(11月29日)まである。この適度に格式があって飾らない庶民の習慣はいいね。
9.小六月宅配スーパー曲替る
宅配に来るとき音楽を流す?めずらしいね。注文も取るのかな。でも宅配なら、人集めすることもないと思うけれど。
10.冬晴れや省線電車に押し屋ゐて
この頃の東京は全く知らない。昔のニュース映画で見るね。押し屋の次に剥がし屋というのが出現したとか。
逸徳氏の昼酒の習慣はいかんねえ。飲まざるを得ないか。
27.11仁句鑑賞と行きましょう。
1.丁寧に魚捌いて文化の日
文化の日は、十一月三日、我々の二回り位上の先輩は天長節と呼び、それなりに目出度かった。戦後は自由と平和を愛し、文化をすすめる国民の祝日。何やらくすぐったく、従って皮肉っぽい句が多い。これは比較的真面目。作者の人柄が出ている。
2.抽斗に明日までだと秋しまふ
立冬は十一月七、八日。つまりその前日までは一応秋だ。掲句は、いまは秋。秋のあれこれを明日までだなと思いながら見ている風景。季節感がとみに薄くなってきたこのごろ、さて、しまう秋って何だろう。
3.消印の読めぬ葉書や片時雨
片時雨。季語っていう世界は実に精妙だね。いっかなすっきりしない心象も表している。その上消印も良く読めぬ。カフカの小説みたいだ。特選。
4.路線バス乗り込んで来た冬支度
バスにおかみさんが乗り込んできた。冬支度に余念がない。言葉も服装も。準特選。
5.アフリカの人の後に菊花展
スーパーなんかでも、いろんな国籍の人が普通に買い物している時代になった。菊花展なんかにも。
6.鯛焼を割ってバリから頬ばりぬ
割ったら剥き出しの餡から食べないと落っこちてしまうと思うが。バリを囓る余裕はないのでは?
7.玉砂利の音は聞へず神の留守
神も参詣人も不在ということかな。森閑とした風景か。
8.立飲みのコップ酒干し三の酉
今年は三の酉(11月29日)まである。この適度に格式があって飾らない庶民の習慣はいいね。
9.小六月宅配スーパー曲替る
宅配に来るとき音楽を流す?めずらしいね。注文も取るのかな。でも宅配なら、人集めすることもないと思うけれど。
10.冬晴れや省線電車に押し屋ゐて
この頃の東京は全く知らない。昔のニュース映画で見るね。押し屋の次に剥がし屋というのが出現したとか。
2015年11月26日木曜日
寒くなりました・・・・逸徳
ながらくのごぶさた
兄の介護で、てんやわんやだが、この欄を見ていないわけではないのです。人の生死や、老いということ、ターミナルのことなどいろいろと考えつつ、矢のように時間が過ぎる。ああ、気の置けない旧友とあって、掘りごたつなどで熱燗を飲みたいねえ。でも、いろいろと個人的なことから世の中の事まで、つい考えこんでしまい、うつ状態になるのだが、そこでカンチュウハイなどをまっぴるまから1本飲む。抗鬱剤である。で、そうするとどういうわけか「まあいいか・・・ケセラセラ」という気分になり、またとぼとぼと夕日の中を帰宅したりする。そこで生まれた格言。
この世の中には、カンチュウハイ1本にまさる人生の苦悩などはない・・・・
しかし、誰もほめてくれないので自分でほめるが、二本目のカンチュウハイを飲む気にはならんのだ。もしなったら依存症にまっしぐらという気がする。 あ、今日の分まだ飲んでいなかった。
で仁ちゃんの句 何か枯れてきていい味が出てきたねえ。
1. 丁寧に魚捌いて文化の日・・・魚を自分で捌きますか。おいらにはできん。こういう能力があるということは、それだけで人生の選択肢が広がった感じ。
2. 抽斗に明日までだと秋しまふ・・・意味深い。なにかのメモか書類か、手紙か。期限は明日までなのだ。少なくとも、その瞬間は「明日」という時間がある。何かその手触りを感じるね。でも「しまう」で、その何かは、明日でおしまいになるのかな。明日が最終日の展覧会の案内とか。特選
3. 消印の読めぬ葉書や片時雨・・・・外はしぐれ。ちとぬれながらけなげに届いたハガキ。その瞬間、誰かとつながる感じ。本文を読んでから、もう一度表書きをひっくり返してみているな。そこではじめて、消印のにじみに気が付くのだ。
4. 路線バス乗り込んで来た冬支度・・・そうそう、札幌は62年ぶりの大雪だって。
あんな雪の夜、富良野の小さな宿に泊まっておかみと文学論を語ったのを思い出した。
・・・・雪宿の おかみの語る ヘッセかな
で、「乗り込んできた」で思い出した。「真夜中の倶知安駅を降りゆきし 女の髪の傷の古さよ」だったっけ? 啄木。最近記憶自信なし。準特選
5. アフリカの人の後に菊花展・・・・おもしろいなあ。黒い肌と黄色い菊はあいそうな気がした。
6. 鯛焼を割ってバリから頬ばりぬ・・・
わが町にも小さいが有名なタイヤキ屋がある。あのタイヤキ、ひとつづつ焼いてつくるのを「天然もの」 みっつかよっつ一ぺんに焼いてしまうのを「養殖もの」というんだって。知ってた?
7. 玉砂利の音は聞へず神の留守・・・・神無月。おーい神様。そんなゆっくりでかけてる余裕なんかないよ。世間はみーんな、あなたのお帰りをまっています。
8.立飲みのコップ酒干し三の酉・・・ごめん 三の酉がイメージがわかんので、この句は感想おりる。
9.小六月宅配スーパー曲替る・・・宅配スーパーが分からん。スーパーなのか。
10.冬晴れや省線電車に押し屋ゐて・・・省線電車かよ。浪人時代の中央線のラッシュを思い出した。でもさあ。あのような世界では誰も空なんか見上げていないんだ。おいらが東京を嫌いになった理由。
で、また。
兄の介護で、てんやわんやだが、この欄を見ていないわけではないのです。人の生死や、老いということ、ターミナルのことなどいろいろと考えつつ、矢のように時間が過ぎる。ああ、気の置けない旧友とあって、掘りごたつなどで熱燗を飲みたいねえ。でも、いろいろと個人的なことから世の中の事まで、つい考えこんでしまい、うつ状態になるのだが、そこでカンチュウハイなどをまっぴるまから1本飲む。抗鬱剤である。で、そうするとどういうわけか「まあいいか・・・ケセラセラ」という気分になり、またとぼとぼと夕日の中を帰宅したりする。そこで生まれた格言。
この世の中には、カンチュウハイ1本にまさる人生の苦悩などはない・・・・
しかし、誰もほめてくれないので自分でほめるが、二本目のカンチュウハイを飲む気にはならんのだ。もしなったら依存症にまっしぐらという気がする。 あ、今日の分まだ飲んでいなかった。
で仁ちゃんの句 何か枯れてきていい味が出てきたねえ。
1. 丁寧に魚捌いて文化の日・・・魚を自分で捌きますか。おいらにはできん。こういう能力があるということは、それだけで人生の選択肢が広がった感じ。
2. 抽斗に明日までだと秋しまふ・・・意味深い。なにかのメモか書類か、手紙か。期限は明日までなのだ。少なくとも、その瞬間は「明日」という時間がある。何かその手触りを感じるね。でも「しまう」で、その何かは、明日でおしまいになるのかな。明日が最終日の展覧会の案内とか。特選
3. 消印の読めぬ葉書や片時雨・・・・外はしぐれ。ちとぬれながらけなげに届いたハガキ。その瞬間、誰かとつながる感じ。本文を読んでから、もう一度表書きをひっくり返してみているな。そこではじめて、消印のにじみに気が付くのだ。
4. 路線バス乗り込んで来た冬支度・・・そうそう、札幌は62年ぶりの大雪だって。
あんな雪の夜、富良野の小さな宿に泊まっておかみと文学論を語ったのを思い出した。
・・・・雪宿の おかみの語る ヘッセかな
で、「乗り込んできた」で思い出した。「真夜中の倶知安駅を降りゆきし 女の髪の傷の古さよ」だったっけ? 啄木。最近記憶自信なし。準特選
5. アフリカの人の後に菊花展・・・・おもしろいなあ。黒い肌と黄色い菊はあいそうな気がした。
6. 鯛焼を割ってバリから頬ばりぬ・・・
わが町にも小さいが有名なタイヤキ屋がある。あのタイヤキ、ひとつづつ焼いてつくるのを「天然もの」 みっつかよっつ一ぺんに焼いてしまうのを「養殖もの」というんだって。知ってた?
7. 玉砂利の音は聞へず神の留守・・・・神無月。おーい神様。そんなゆっくりでかけてる余裕なんかないよ。世間はみーんな、あなたのお帰りをまっています。
8.立飲みのコップ酒干し三の酉・・・ごめん 三の酉がイメージがわかんので、この句は感想おりる。
9.小六月宅配スーパー曲替る・・・宅配スーパーが分からん。スーパーなのか。
10.冬晴れや省線電車に押し屋ゐて・・・省線電車かよ。浪人時代の中央線のラッシュを思い出した。でもさあ。あのような世界では誰も空なんか見上げていないんだ。おいらが東京を嫌いになった理由。
で、また。
函館通信2-39・・・欠礼状・・・仁兵衛
「神無月閑古鳥鳴くブログかな」 「川柳にもならぬブログの便秘かな」皆さん余程御忙しいのですね。とぼやいている間に初雪、寒波がやって来ました。いくらイルミネーションで着飾っても雪に閉ざされれば景色は単調になり身体は運動不足になり精神上全く良い所がありません。
更に11月は欠礼状が送られてきます。一歳上の極めて元気だった従兄に始まり10枚近くが手元に届いている。その中で5歳下の後輩から御兄さんが亡なった欠礼状に「私もパーキンソンの診断を受けた。先輩よろしく。」と添え書きがあったのにはびっくり仰天させられた。こんな先輩は御免蒙りたいものだが致し方が無い。
世界中何処で戦争が起きてもおかしくない時代に生きている今の自分の五体で出来るだけ長く歴史を観て行きたいとの願望はまだまだある。一方ではパーキンソン症状が3年前と比較するとやはり進行しているなとも感じている。この願望と病状進行との戦いの当面の目標を100歳迄としそれまで欠礼状を出す立場にならずこのブログに一人で投稿していましょう。
平成二十七年十一月投句
1. 丁寧に魚捌いて文化の日
2. 抽斗に明日までだと秋しまふ
3. 消印の読めぬ葉書や片時雨
4. 路線バス乗り込んで来た冬支度
5. アフリカの人の後に菊花展
6. 鯛焼を割ってバリから頬ばりぬ
7. 玉砂利の音は聞へず神の留守
8.立飲みのコップ酒干し三の酉
9.小六月宅配スーパー曲替る
10.冬晴れや省線電車に押し屋ゐて
更に11月は欠礼状が送られてきます。一歳上の極めて元気だった従兄に始まり10枚近くが手元に届いている。その中で5歳下の後輩から御兄さんが亡なった欠礼状に「私もパーキンソンの診断を受けた。先輩よろしく。」と添え書きがあったのにはびっくり仰天させられた。こんな先輩は御免蒙りたいものだが致し方が無い。
世界中何処で戦争が起きてもおかしくない時代に生きている今の自分の五体で出来るだけ長く歴史を観て行きたいとの願望はまだまだある。一方ではパーキンソン症状が3年前と比較するとやはり進行しているなとも感じている。この願望と病状進行との戦いの当面の目標を100歳迄としそれまで欠礼状を出す立場にならずこのブログに一人で投稿していましょう。
平成二十七年十一月投句
1. 丁寧に魚捌いて文化の日
2. 抽斗に明日までだと秋しまふ
3. 消印の読めぬ葉書や片時雨
4. 路線バス乗り込んで来た冬支度
5. アフリカの人の後に菊花展
6. 鯛焼を割ってバリから頬ばりぬ
7. 玉砂利の音は聞へず神の留守
8.立飲みのコップ酒干し三の酉
9.小六月宅配スーパー曲替る
10.冬晴れや省線電車に押し屋ゐて
2015年11月4日水曜日
伊勢神宮へ行きましたか・・・猫跨ぎ
伊勢神宮に行かれた由。式年遷宮のあと行っていないなあ。今更でないけれど、素朴で明解なのがいい。内宮では、周りに配置されている風の宮とか多賀の宮の別宮もいい。あっけらかんとして何も蔵さない。それでいて清々しくなるから不思議。
腥い話。腥はもともと肉の意。月へん自体が肉を表し、星は散りばめられた脂肪を意味するので、いうなれば霜降り肉といったことらしい。一句の意味は、台風のあとの、一種なまなました感じを言ったとでも。感覚的なものですね。
次は首塚。首塚は各地にあると思うが、これは明日香の飛鳥寺にある蘇我入鹿の首塚。大化の改新で刎ねられた入鹿の首級がここへ跳んできたとか。五輪の塔の形をしているが、あえて一塊の石とした。
2015年11月3日火曜日
函館通信2-38・・・猫跨ぎ句鑑賞・・・仁兵衛
金城君のご逝去を悼みご冥福を申し上げます。
パーキンソンのリハビリも兼ねてと思い函館から中部空港まで飛び名古屋で高校時代の仲間と伊勢で先輩と会い内宮を少し歩いて又名古屋経由で戻って来た。すっかり疲れてしまい期待したリハビリ効果もあまり感じずやや鬱的な状態に陥っている。新聞、テレビの報道を観たり聞いたりしていると更にその状態が増加している様に思えてならない。
非常に遅れましたが十月猫跨ぎ句鑑賞
・野分して口漱ぐ水腥し・・・この水の生臭さは何かの象徴何だろうか面白そうだが難しい句だね。それに腥という漢字、どうしてこれが「なまぐさ」と読むのか語源辞典でも持っていたら是非教えて欲しい。
・豊年やきらきら光る廃車の山・・・地方に出ると良く見掛ける風景だね。
・上野金秋ハンガリーの軽業師・・・金秋からハンガリーへの導入がうまいな。準特選
・秋潮の沖の暗さや湯の滾る・・・遠くに暗い海があって手元に煮えたぎる湯が沸いている。遠近法を使った絵画的の良さが面白い。
・首塚てふ一塊の石冷ゆるなり・・・判らなかった。自解宜しく。
・レモン一滴紅茶澄みゆく夜長かな・・・判り易い上に綺麗な紅茶の色が見えて来る。
・飛行機雲のはだらに消えて夏終はる・・・上五の字余りものともせず夏は終わった。
・風見鶏どちらを向くも台風圏・・・今年は台風の当り年だった風見鶏も忙しかった様だ。
・宇宙塵落ちる無月の砂時計・・・月でも他の星からでも石を採取して砂時計にしてみたいなと思っている。その時計を使って温めの風呂にゆっくりと浸かりたい。特選。
・天井低く茗荷たっぷり新豆腐・・・上五の書き出しからすると何処か老舗の豆腐を喰わせる店を見つけたのか。兎に角上五の表現がいい。
パーキンソンのリハビリも兼ねてと思い函館から中部空港まで飛び名古屋で高校時代の仲間と伊勢で先輩と会い内宮を少し歩いて又名古屋経由で戻って来た。すっかり疲れてしまい期待したリハビリ効果もあまり感じずやや鬱的な状態に陥っている。新聞、テレビの報道を観たり聞いたりしていると更にその状態が増加している様に思えてならない。
非常に遅れましたが十月猫跨ぎ句鑑賞
・野分して口漱ぐ水腥し・・・この水の生臭さは何かの象徴何だろうか面白そうだが難しい句だね。それに腥という漢字、どうしてこれが「なまぐさ」と読むのか語源辞典でも持っていたら是非教えて欲しい。
・豊年やきらきら光る廃車の山・・・地方に出ると良く見掛ける風景だね。
・上野金秋ハンガリーの軽業師・・・金秋からハンガリーへの導入がうまいな。準特選
・秋潮の沖の暗さや湯の滾る・・・遠くに暗い海があって手元に煮えたぎる湯が沸いている。遠近法を使った絵画的の良さが面白い。
・首塚てふ一塊の石冷ゆるなり・・・判らなかった。自解宜しく。
・レモン一滴紅茶澄みゆく夜長かな・・・判り易い上に綺麗な紅茶の色が見えて来る。
・飛行機雲のはだらに消えて夏終はる・・・上五の字余りものともせず夏は終わった。
・風見鶏どちらを向くも台風圏・・・今年は台風の当り年だった風見鶏も忙しかった様だ。
・宇宙塵落ちる無月の砂時計・・・月でも他の星からでも石を採取して砂時計にしてみたいなと思っている。その時計を使って温めの風呂にゆっくりと浸かりたい。特選。
・天井低く茗荷たっぷり新豆腐・・・上五の書き出しからすると何処か老舗の豆腐を喰わせる店を見つけたのか。兎に角上五の表現がいい。
2015年11月2日月曜日
金城君の遺作展 ・・・ 猫跨ぎ
先日、日立へ行き、「鶴の会」に参加してきた。金城徳幸君(六期)の木版画遺作展が開催中で、それに合わせたわけ。
彼から毎年もらっていた年賀状が、達者な木版摺だったので、趣味としては大したものとは思っていたが、本格的な木版画作家であったことにびっくり。
今日、奥さんから画集が送られて来たので一枚紹介したい。これは、「オックスフォード追憶」と題されている。赴いた欧米のそこここに題材を得て、労を惜しまずに水準の高い作品を残している。さっきから感心しきり。
高名な版画家に師事し、奥さんとともに励んでいたらしい。定年で、これから更に画業をひろげようとしていただろうに、癌に斃れた。まことに無念と言うしかない。
彼から毎年もらっていた年賀状が、達者な木版摺だったので、趣味としては大したものとは思っていたが、本格的な木版画作家であったことにびっくり。
今日、奥さんから画集が送られて来たので一枚紹介したい。これは、「オックスフォード追憶」と題されている。赴いた欧米のそこここに題材を得て、労を惜しまずに水準の高い作品を残している。さっきから感心しきり。
高名な版画家に師事し、奥さんとともに励んでいたらしい。定年で、これから更に画業をひろげようとしていただろうに、癌に斃れた。まことに無念と言うしかない。
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