褌子氏の番組は知らなかったが、ピケティ教授が、NHK教育テレビで学生相手の「白熱教室」を連続放映中。一時間番組で昨日は第四回。たまたま遭遇し、毎回見ている。19世紀からの各国の税務記録などを解析し、所得階層別に国民総所得に占める割合の変遷を示す。世界大戦で富裕層の資産割合は劇的に低下したがそれが徐々に上昇している。同時に中間所得層が出現したのも事実。社会の変化と平行して考えると色々と面白い。コトバではなく背景にデータの裏付けがあるから説得力がある。この富裕層は経済への活性化への貢献は微々たるもので国民所得を労働所得層へ移すことが諸問題の解決策となるという。結局、累進課税などの税制が問題になる。彼の『21世紀の資本』が世界的なベストセラーになっている。まあ、この番組で当面いい。読む気はない。年賀状で誰かがぼけ防止にトライしてみると言っていたな。あとで聞かせてほしい。
イスラム国人質事件が膠着状態だ。残酷な話だ。イスラム原理主義の究極の形。カリフを戴いて、厳格なイスラム戒律に則る国家を作ろうとしている。大なる目的のためには、小事はかまわないということで、反対派を容赦なく殲滅する。西欧の価値観はハナから認めないから、例えば女子教育なんかは排撃。女性弁護士なんかを率先して殺害しているらしい。ポルポトの蛮行を連想させる。後になっていろんな虐殺が明らかになるだろう。
近代以降、こんな唯一の正義を掲げ、反対するものを無慈悲に抹殺する行為が終わってはまた繰り返す。例えば、フランス革命後のロべスピエール、レーニンと彼の亜流の毛沢東、金日成、ポルポト。こういう時代が終わって、「歴史の終わり」という人がいたが、何のことはない、また現れた。この原理主義は限界を知らない。要するに世界革命を企図している。各地に支部を設ける積もりだろう。スターリンが各地にコミンテルンを作って世界革命を計画したことと軌を一にしている。甘い顔をしないで、これは今のうちに芽を摘んでおくしかない。
2015年1月31日土曜日
ピケティ『21世紀の資本』 ・・・褌子
今朝のNHK「ニュース深読み」はピケティ『21世紀の資本』の「資本収益率>経済成長率」のピケティの実証をつかって議論。>が逆の、<、になったことがあるのは、世界大恐慌や大戦で富裕層の資産が崩壊したときだけというのになるほどと思った。あとの200年の資本主義国ではすべて富裕層の資産は常に経済成長率を上まわって格差は開くばかり。アメリカは上位1%で全国民の17.4%。イギリスは1%が14.7%、日本でも9.5%をしめているという。けっきょく経済にまかせていてはだめ、政治が国際的に連帯して富裕層に課税(本当は累進総合課税)すべきだとピケティがいっていると紹介。(安倍政権はまさに政治が大企業大資産家を徹底的に優遇する政策を強行しているのだが、番組ではもちろんそんなことはいわない)
番組中、経済成長率をあげさえすればよいというのではアベノミクスの単純な応援になりかねないし、大企業の膨大な内部留保問題にはふれない、大資産家からのトリクルダウンへの幻想もみられた。さらに新自由主義(市場原理主義)を代弁している政治家が格差拡大を強行していることにはNHKだから全くふれることはなかった。しかし、年収1000万と年収200万の家庭に生まれた両方の子どもの進学、就職、結婚、老後の格差まで人生スゴロクをつかっての説明はわかりやすく、NHKも格差問題にまじめに向き合ったいい番組であった。ピケティの本は6000円くらいするそうで私はまだ買ったことも読んだこともない。
番組中、経済成長率をあげさえすればよいというのではアベノミクスの単純な応援になりかねないし、大企業の膨大な内部留保問題にはふれない、大資産家からのトリクルダウンへの幻想もみられた。さらに新自由主義(市場原理主義)を代弁している政治家が格差拡大を強行していることにはNHKだから全くふれることはなかった。しかし、年収1000万と年収200万の家庭に生まれた両方の子どもの進学、就職、結婚、老後の格差まで人生スゴロクをつかっての説明はわかりやすく、NHKも格差問題にまじめに向き合ったいい番組であった。ピケティの本は6000円くらいするそうで私はまだ買ったことも読んだこともない。
2015年1月30日金曜日
白鵬は悪くない・・・猫跨ぎ
白鵬は日本に溶け込もうとして涙ぐましい努力をしている。今回の一件は、やはり彼我の違いに一種の無力感を感じているのではないか。
我々日本人は、組織に帰属する民族性をより強くもっている。力士は何より相撲協会の組織人たることを要請され、周りも無意識にそう信じ、疑わない。審判部はまあ、協会の中の不可侵の一組織なのだろう。力士が文句をつけるなんてあり得ない非常識ということになる。行司はその点弱いものだ。彼等の身分はどこかの部屋の部屋付きで、いうなればお飾りにすぎない。
中国人、韓国人、多分モンゴル人は我々に比べ遥かに個人主義が強い。こっちは命を賭けて勝負をしているんだ、疑問を呈したっていいではないか、と全く悪いと思っていない。今回、白鵬は見えない壁に取り囲まれていることを感じたのではないか。
ただ相撲協会を弁護すると、意外に開明的だ。ビデオ判定なんて随分昔からやっている。プロ野球はつい最近じゃないか。それから外人をどんどん入門させて、しきたりに溶け込ませて育成している。前近代的だといわれる筋合いはないと彼等は思っているのではないか。
我々日本人は、組織に帰属する民族性をより強くもっている。力士は何より相撲協会の組織人たることを要請され、周りも無意識にそう信じ、疑わない。審判部はまあ、協会の中の不可侵の一組織なのだろう。力士が文句をつけるなんてあり得ない非常識ということになる。行司はその点弱いものだ。彼等の身分はどこかの部屋の部屋付きで、いうなればお飾りにすぎない。
中国人、韓国人、多分モンゴル人は我々に比べ遥かに個人主義が強い。こっちは命を賭けて勝負をしているんだ、疑問を呈したっていいではないか、と全く悪いと思っていない。今回、白鵬は見えない壁に取り囲まれていることを感じたのではないか。
ただ相撲協会を弁護すると、意外に開明的だ。ビデオ判定なんて随分昔からやっている。プロ野球はつい最近じゃないか。それから外人をどんどん入門させて、しきたりに溶け込ませて育成している。前近代的だといわれる筋合いはないと彼等は思っているのではないか。
最近の新聞記事から 九州の熊
MLBイチローがマイアミマリーンズに入団することになった。先日異例の日本国内での入団会見がありそこでの発言。”これからも応援よろしくお願いします、とは僕は絶対いわない。応援していただけるような野球選手であるために自分がやらないといけないことをつづけていく・・”と。
以前おなじようなことを投稿したことがある。「若いアスリートがハンで押したように一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします、というセリフをはく。これはいただけない。応援はお願いするものではない、応援したくなるようなパフォーマンスなりそれにつながる一途の努力の積み上げに取り組んでほしい、そんなすがたに感動して応援したくなる、そんなながれが自然なのだ」 イチローの発言は流石だ。
大相撲の白鵬が、自分の取り組みに審判員が物いいをつけたことを批判し、それに対して協会幹部や横審がお小言をいっている。わたしは以前から行司と審判員の関係について少し疑問をもっていた。行司は指し違いをすると切腹する、そのために小刀を身につけている、という。長い年月のなかでつくりあげられた相撲文化の一つなのだろう。しかし行司軍杯に対して異議あり、すなわち物いいをつける、これは行司の軍杯は間違っているのではないの、いう権利行使権があたえられているということなんだと思うけど最終的にやっぱり行司の判断が正しかったとなったときの物言いを言い出した審判員へのペナルティがないのは不公平では、と思う。せめて勝負判定の合理性の見直しにとりかかるきっかけのうごきくらいはあってもよかったのでは。相撲界を仕切っているエライさんたちのしきたり重視、封建性の一端をみた思いがした。
テニスの全豪オープンで似たような物言い制度があり写真判定でアウトかインかを確認する。これが1セットのなかで3回(選手の異議申し立てが不成立の回数)まで許されている。まことに合理的。日本のしきたりと欧米の合理性のちがいなんだろうね。
イスラム国に捕われた後藤さんのはなし。とりあえず早く平和解決になることを願わずにはいられない。騒ぎに巻き込まれたかたちのイエーメンの悲運には慰めのことばもない。
まだ決着がついてないので踏み込んだ意見は控えた方がいいと思うけど、フリージャーナリストが命がけでとった行動の結果得られるメリットとリスクが悪い方にでてそれによって被ったデメリットのバランスについての議論がこれから騒々しくなるんだろうなぁ。
以前おなじようなことを投稿したことがある。「若いアスリートがハンで押したように一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします、というセリフをはく。これはいただけない。応援はお願いするものではない、応援したくなるようなパフォーマンスなりそれにつながる一途の努力の積み上げに取り組んでほしい、そんなすがたに感動して応援したくなる、そんなながれが自然なのだ」 イチローの発言は流石だ。
大相撲の白鵬が、自分の取り組みに審判員が物いいをつけたことを批判し、それに対して協会幹部や横審がお小言をいっている。わたしは以前から行司と審判員の関係について少し疑問をもっていた。行司は指し違いをすると切腹する、そのために小刀を身につけている、という。長い年月のなかでつくりあげられた相撲文化の一つなのだろう。しかし行司軍杯に対して異議あり、すなわち物いいをつける、これは行司の軍杯は間違っているのではないの、いう権利行使権があたえられているということなんだと思うけど最終的にやっぱり行司の判断が正しかったとなったときの物言いを言い出した審判員へのペナルティがないのは不公平では、と思う。せめて勝負判定の合理性の見直しにとりかかるきっかけのうごきくらいはあってもよかったのでは。相撲界を仕切っているエライさんたちのしきたり重視、封建性の一端をみた思いがした。
テニスの全豪オープンで似たような物言い制度があり写真判定でアウトかインかを確認する。これが1セットのなかで3回(選手の異議申し立てが不成立の回数)まで許されている。まことに合理的。日本のしきたりと欧米の合理性のちがいなんだろうね。
イスラム国に捕われた後藤さんのはなし。とりあえず早く平和解決になることを願わずにはいられない。騒ぎに巻き込まれたかたちのイエーメンの悲運には慰めのことばもない。
まだ決着がついてないので踏み込んだ意見は控えた方がいいと思うけど、フリージャーナリストが命がけでとった行動の結果得られるメリットとリスクが悪い方にでてそれによって被ったデメリットのバランスについての議論がこれから騒々しくなるんだろうなぁ。
2015年1月23日金曜日
函館通信2-15・・・猫跨ぎ句鑑賞・・・仁兵衛
一喜一憂その2にしようと思う位世の中は目まぐるしく動いている。イスラム国の邦人殺害脅迫の結論は今日これから本当に出るのだろうか。朝の母親の記者会見はさっぱり訴えたい事が伝わらぬまま終わってしまった感がある。兎に角どこまで日本人が理解されるかを試されている様に思えてならない。
さて、猫跨ぎ句鑑賞
・ 底冷えや朱塗まだらの伎楽面
鼻高のアーリア人の特徴を持つ伎楽面。まだらに朱塗りされた所まで観察している作者の目は底冷えの中にある。まだらが句を支えていると感じた。
・ ゴッホ、ローランサン並べ師走の石畳
パリの何処かと思ったが似た様な石畳の場所は東京にも在りそうだな。
・ 問題に別解のあり花八つ手
いわきの家の玄関脇に花八つ手があり12月に花を咲かせていた。作者もこの花が御好きなのかな。今までに何句か御目に掛ったと記憶している。取り合わせがきちんと纏まった良句だ。特選。
・ 受付より白き手の出て年暮るる
ちょっとホラー的に仕上がっていると言ったら怒られるかね。何の受付かは想像の領域だが白い手は必ず細い綺麗な指だったに違いない。
・ マフラー買ってアメ横の人となる
チェックのカシミヤのマフラーなんかが御似合いだと思います。いや今のアメ横は違うかな。
・ 救急センター廊下の奥の十二月
救急センターの世話にはなりたくはないがその廊下の奥は更に付添者は入れない所だ。十二月が重くのしかかって来る様だ。準特選。
・ 引揚げ夜話辛味大根卸しつつ
どなたが引揚げて来られたのか解らないが大根を卸しながらとつとつと語る話は聞いてみたいものだ。
・ 木枯や神田塗師町紺屋町
必殺仕事人がひっそりと住んでいそうな句だね。しかし神田で始まると何でこんなにポンポンとしたリズム感が響いて来るのかな。私だけの錯覚かな。
・ 元旦やかたまりとして家を見る
このかたまりは何なんだろうと思わせる句なのかな。
・ 正月や日の丸一旗裏通り
祭日でも国旗を出す家は少なくなったね。雪国は更に難しい。マンションに飾る所があるかと再点検したらどう見ても無いのだ。
さて、猫跨ぎ句鑑賞
・ 底冷えや朱塗まだらの伎楽面
鼻高のアーリア人の特徴を持つ伎楽面。まだらに朱塗りされた所まで観察している作者の目は底冷えの中にある。まだらが句を支えていると感じた。
・ ゴッホ、ローランサン並べ師走の石畳
パリの何処かと思ったが似た様な石畳の場所は東京にも在りそうだな。
・ 問題に別解のあり花八つ手
いわきの家の玄関脇に花八つ手があり12月に花を咲かせていた。作者もこの花が御好きなのかな。今までに何句か御目に掛ったと記憶している。取り合わせがきちんと纏まった良句だ。特選。
・ 受付より白き手の出て年暮るる
ちょっとホラー的に仕上がっていると言ったら怒られるかね。何の受付かは想像の領域だが白い手は必ず細い綺麗な指だったに違いない。
・ マフラー買ってアメ横の人となる
チェックのカシミヤのマフラーなんかが御似合いだと思います。いや今のアメ横は違うかな。
・ 救急センター廊下の奥の十二月
救急センターの世話にはなりたくはないがその廊下の奥は更に付添者は入れない所だ。十二月が重くのしかかって来る様だ。準特選。
・ 引揚げ夜話辛味大根卸しつつ
どなたが引揚げて来られたのか解らないが大根を卸しながらとつとつと語る話は聞いてみたいものだ。
・ 木枯や神田塗師町紺屋町
必殺仕事人がひっそりと住んでいそうな句だね。しかし神田で始まると何でこんなにポンポンとしたリズム感が響いて来るのかな。私だけの錯覚かな。
・ 元旦やかたまりとして家を見る
このかたまりは何なんだろうと思わせる句なのかな。
・ 正月や日の丸一旗裏通り
祭日でも国旗を出す家は少なくなったね。雪国は更に難しい。マンションに飾る所があるかと再点検したらどう見ても無いのだ。
2015年1月21日水曜日
今月の投句・・・猫跨ぎ
イスラム国の邦人殺害脅迫事件。とうとう来たなと言う感じだ。全国紙の社説をみると、珍しく内容は一致。テロ組織の非道さを非難している。一紙くらい安倍が中東へのこのこ行って余計なことをするからだと当てこするのがあるかと思ったが、なし。まともになってきた。イスラム国など支援する国などないし、彼等も期待していない。彼等の野望は世界征服であり、妥協はありえない。これは潰し根絶するしかない。
今月の投句
・底冷えや朱塗まだらの伎楽面
・ゴッホ、ローランサン並べ師走の石畳
・問題に別解のあり花八つ手
・受付より白き手の出て年暮るる
・マフラー買つてアメ横の人となる
・救急センター廊下の奥の十二月
・引揚げ夜話辛味大根卸しつつ
・木枯や神田塗師町紺屋町
・元旦やかたまりとして家を見る
・正月や日の丸一旗裏通り
今月の投句
・底冷えや朱塗まだらの伎楽面
・ゴッホ、ローランサン並べ師走の石畳
・問題に別解のあり花八つ手
・受付より白き手の出て年暮るる
・マフラー買つてアメ横の人となる
・救急センター廊下の奥の十二月
・引揚げ夜話辛味大根卸しつつ
・木枯や神田塗師町紺屋町
・元旦やかたまりとして家を見る
・正月や日の丸一旗裏通り
2015年1月18日日曜日
27.01月度仁句鑑賞・・・猫跨ぎ
温暖化か寒冷化かはずっと論争がつづいているね。現在只今は、全体に平均気温は上がっている。北極航路なんかも実現の一歩手前なのもその現れだろう。だがスパンを長く取って良く見れば、寒冷化は実は始まっていると言う人もいる。アメリカは全体に寒冷化をいう学者が多いらしい。温暖化といえば、CO2排出規制に繋がるから嫌うという思惑もある。
さて、仁句鑑賞。
・ 一月やアメヤ横丁のしゃくり声
年末の大繁盛と打って変わって、やや淋しげな一月のアメ横。店の男たちは半分ヤケになって声を張り上げている様かな。しゃくり声がいまいち判らないけど。
・ 明の春序の口探す天眼鏡
番付の序の口の力士を俗に虫眼鏡という。字が小さくてそうしないと読めない。通に言わせると幕下以下が面白いと早くから国技館に行くらしい。そして青田刈りよろしく未来の大器を期待して贔屓力士を見つける。そんな風景か。天眼鏡より虫眼鏡がいいのでは。
・ 両の手で掬へぬものか冬銀河
少年の詩心に戻ったのかな。ややもすれば熊手と言い出しかねないが、そんなこと俳人は言わない。準特選。
・ 春近し探す間もなき孫の劇
これも大意はわかるが、「探す間もなき」が何か。
・ 天辺で冬終りそう観覧車
観覧車がゆっくり廻って天辺にゆく頃、冬は終わっているのではないか、そんな願いを込めて眺めている。面白い。特選。
・ 大寒や耀変天目煌めきて
耀変とは天目茶碗で最高のもの。国宝の一品を見たことがある。こちらは鑑賞眼がないからへーと言うしかない。大寒と響き合うが、そういうことで実感がない。
・ 冬の蠅家族となりて寛げり
暖房の効いた部屋で弱々しく飛んでいる冬の蝿。勿論、越冬したのだろう。生きること、生き抜くことは、大変だ。
・ ざら紙に春の言伝置かれけり
ざら紙の上の春の言伝とは何だろう。もう少し伏線が欲しい。
・ 初電話白内障の保護眼鏡
保護眼鏡とは術後の目をほこりや紫外線から保護する眼鏡。ということは白内障の手術をしたようですね。私の周囲でも年に二度ほど聞く。初電話でそんな報告とかが話題になったか。
・ ベーゴマや春を迎へにチチチのチィー
子供の頃のベーゴマ話をよく聞くが、私の故郷には実は無かった。きっと布の上でベーゴマを回すときの音かな。春といえばすぐ思い出す音なのだろう。
さて、仁句鑑賞。
・ 一月やアメヤ横丁のしゃくり声
年末の大繁盛と打って変わって、やや淋しげな一月のアメ横。店の男たちは半分ヤケになって声を張り上げている様かな。しゃくり声がいまいち判らないけど。
・ 明の春序の口探す天眼鏡
番付の序の口の力士を俗に虫眼鏡という。字が小さくてそうしないと読めない。通に言わせると幕下以下が面白いと早くから国技館に行くらしい。そして青田刈りよろしく未来の大器を期待して贔屓力士を見つける。そんな風景か。天眼鏡より虫眼鏡がいいのでは。
・ 両の手で掬へぬものか冬銀河
少年の詩心に戻ったのかな。ややもすれば熊手と言い出しかねないが、そんなこと俳人は言わない。準特選。
・ 春近し探す間もなき孫の劇
これも大意はわかるが、「探す間もなき」が何か。
・ 天辺で冬終りそう観覧車
観覧車がゆっくり廻って天辺にゆく頃、冬は終わっているのではないか、そんな願いを込めて眺めている。面白い。特選。
・ 大寒や耀変天目煌めきて
耀変とは天目茶碗で最高のもの。国宝の一品を見たことがある。こちらは鑑賞眼がないからへーと言うしかない。大寒と響き合うが、そういうことで実感がない。
・ 冬の蠅家族となりて寛げり
暖房の効いた部屋で弱々しく飛んでいる冬の蝿。勿論、越冬したのだろう。生きること、生き抜くことは、大変だ。
・ ざら紙に春の言伝置かれけり
ざら紙の上の春の言伝とは何だろう。もう少し伏線が欲しい。
・ 初電話白内障の保護眼鏡
保護眼鏡とは術後の目をほこりや紫外線から保護する眼鏡。ということは白内障の手術をしたようですね。私の周囲でも年に二度ほど聞く。初電話でそんな報告とかが話題になったか。
・ ベーゴマや春を迎へにチチチのチィー
子供の頃のベーゴマ話をよく聞くが、私の故郷には実は無かった。きっと布の上でベーゴマを回すときの音かな。春といえばすぐ思い出す音なのだろう。
2015年1月16日金曜日
函館通信2-14・・・一喜一憂・・・仁兵衛
地球寒冷化かねー。温暖化、寒冷化と一喜一憂してもお天道様は刻々と変化しておられるから大変じゃわい。我々の取るあらゆる気象データも並べてみればどちらとも言えそうではないのかな。人間の生きているスケールと太陽の変動スケールとは余りにも違い過ぎて測りきれないいやそれだからこそ勝手な事も言えてしまうのと違うかい。
そんな時は私の拙い句でも読んで頭を休めて下さい。
・ 一月やアメヤ横丁のしゃくり声
・ 明の春序の口探す天眼鏡
・ 両の手で掬へぬものか冬銀河
・ 春近し探す間もなき孫の劇
・ 天辺で冬終りそう観覧車
・ 大寒や耀変天目煌めきて
・ 冬の蠅家族となりて寛げり
・ ざら紙に春の言伝置かれけり
・ 初電話白内障の保護眼鏡
・ ベーゴマや春を迎へにチチチのチィー
皆様今年も宜しく。
そんな時は私の拙い句でも読んで頭を休めて下さい。
・ 一月やアメヤ横丁のしゃくり声
・ 明の春序の口探す天眼鏡
・ 両の手で掬へぬものか冬銀河
・ 春近し探す間もなき孫の劇
・ 天辺で冬終りそう観覧車
・ 大寒や耀変天目煌めきて
・ 冬の蠅家族となりて寛げり
・ ざら紙に春の言伝置かれけり
・ 初電話白内障の保護眼鏡
・ ベーゴマや春を迎へにチチチのチィー
皆様今年も宜しく。
2015年1月13日火曜日
地球は温暖化でなく寒冷化に向かっているらしい? ・・・褌子
こんな記事がインターネット上を賑わしています。
国兼博士にききたいのだが、『SCIENCE』誌上の論文ではどうなっていますか。
(下の写真は家の近くで撮影した昨日の富士山夕景。京葉コンビナートの煙突が盛んに煙を吐いている)
■□□■
「地球は寒冷化している」という明確な現象が観測されました。今年の北極では100万平方キロメートルに近い海の全てが氷で覆われ、昨年の夏よりも60パーセントも氷が増加したのが確認されています。
氷床はヨーロッパの半分以上の大きさに達しており、それはカナダ北部からロシア北部の海岸にまで拡大中です。ウィスコンシン大学のアナスタシオス・ソニス教授は「私たちはすでに寒冷化の時代に突入しています。そして、これは少なくとも15年間は続くと考えられます」と述べ、地球温暖化が間違いであることを指摘。
ロシアの学者たちも「地球は寒冷化に突入しつつある」という研究結果を発表しており、そのいずれもかなり近い将来に猛烈な寒さが地球を襲う可能性を示唆しているのです。
☆時代は「地球寒冷化」へ! 北極の氷冠が1年間で60パーセントの増加を記録
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2415191/Global-cooling-Arctic-ice-caps-grows-60-global-warming-predictions.html
2012年の夏の北極では100万平方キロメートルに近い海を氷が覆い尽くしている。これは昨年の夏と比較して、約60パーセントも増加していることになる。
英国BBCは2007年に「地球温暖化により、2013年には北極の氷は消えているだろう」という内容の記事を出したが、それから6年後の今、逆に氷面積は増加している。氷床はヨーロッパの半分以上の大きさに達しており、それはカナダの島々からロシア北部の海岸にまで拡大。
今年は一年中、大西洋から太平洋への北西航路は氷により遮断された。また、そのルートでの横断を予定していた 20以上のヨットやクルーズ船は引き返す事態になった。
今、著名な科学者たちの中に「地球が寒冷化に進んでいる」と確信している方が大勢おり、彼らの中には「地球寒冷化は、少なくとも今世紀の半ばまで終わらない」と予想している者までいる。
ロシアの学者らは、グローバルな地球の温暖化に異を唱え、逆に、今後数年のうちに寒冷化が始まると予想している。
「ガスプロムVNIIGAZ」研究所で活動するウラジーミル・バシイン、ラウフ・ガリウリン両博士は、発表した学術論文の中で「地球温暖化問題は、欧米で執拗に誇張されている」と指摘し、次のように続けた―
「誇張の目的は、伝統的なタイプの燃料である石油や石炭、天然ガスの消費量を減らすべきだと訴えるためで、そうすればエネルギー原料価格は、今よりもっと低くなるからだ。
現状は、温暖化とは反対である。太陽光線の力が急激に低下している事から、世界規模での寒冷化プロセスが生じつつある。『小氷河期』はすでに来年、2014年にも始まり、今世紀半ばに温度低下はピークに達する。寒冷化のスピードは初めは大変ゆっくりだが、10年後には早まるだろう。」
☆南極の海氷面積増加、その意味は?
URL http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121015003
アメリカ国立雪氷データセンター(NSIDC)が10月11日に発表したところによると、衛星データが示した2012年9月末の南極大陸周辺の海氷面積は、この領域での観測史上最大となる1944万平方キロを記録したという。
ハッキリ言って、NASAや各国政府が発表しているデータや過去の記録を分析すれば、学生でも地球は近い将来に寒冷化することが分かります。実際、私が寒冷化に気が付いたのは学生の時でした。
ここ最近は太陽活動が低下気味になり、地球の磁場が大きく動いています。
昨年の夏に発生した「太陽の磁場転換」はそれを象徴する現象です。
☆太陽:磁場が「4重極構造」に…地球、一時的に寒くなる?
URL http://mainichi.jp/select/news/20120421k0000m040072000c.html
太陽の北極と南極にN極、赤道付近に二つのS極が形成される「4重極構造」が現れつつあることが、国立天文台などの研究チームの観測で分かった。現在は2極だが、地球が寒冷化した約300年前にも4重極構造だったとみられる。当時の太陽活動の特徴とも一致することから、温暖化の一時的な抑制につながる可能性があるという。
研究チームは、太陽観測衛星「ひので」で太陽の極付近を観測。08年の北極はS極だったが、11年にはS極に混じってN極が出現した。北極と南極は同時に反転するとされてきたが、南極はN極のままだった。このため、北極ではS極からN極に反転し、4重極構造に変化する過程にあると結論付けた。今年5月ごろには完全に反転するとみられるが、理由は分かっていない。
☆「太陽の休止」の現実化: 2013年に最大を迎えると予測されていた太陽活動のピークがすでに終わった可能性を NOAA が示唆
URL http://oka-jp.seesaa.net/article/300615293.html
アメリカ海洋大気庁( NOAA )の太陽活動の予測担当官は、2013年の太陽活動最大期は、宇宙観測時代に入ってから最も弱い太陽活動の最大期となるだろうと予測していた。
しかし、彼らが考えていたよりも、さらに太陽活動は弱いものかもしれないデータが示された。
下の図は、 NOAA の太陽活動の予測と実際の太陽活動を示したグラフだ。
太陽の磁場転換は、過去に「マウンダー極小期」と呼ばれる地球が非常に寒かった時期にも発生していることが判明しています。マウンダー極小期の時の記録を調べてみると、日本では「江戸の川が氷漬け状態に」という文献があり、欧州ではペストの流行、魔女狩り、30年戦争などの歴史的な大事件が連続多発していました。
富士山噴火もこの時期に発生しており、これも太陽エネルギーが急減少した反動で、熱エネルギーなどのバランスが崩れたことがキッカケに発生したと推測されます。
また、急激に温度が変化したことから気候も荒れ、大洪水、豪雨が相次いで発生。これらの気候変動は農作物に壊滅的な打撃を与え、複数の国が同時に消滅するような事態になってしまいました。
日本は幸いにも「鎖国」をしていた時期だったため、諸外国の面倒事には巻き込まれずに済んでいます。
★欧州大陸、イギリスでは一般に「17世紀の危機」と呼ばれる時期に突入する。
大きな流れとしては「気温の低下」→「農作物の不作」→「飢きん」→「人口の移動」→「疫病の流行」→「社会不安」→「既存体制の崩壊」が見られる。
[風景の一変]
17世紀半ば、スイス・アルプスの氷河は徐々にその版図を低地へと広げ谷筋に広がる農場を飲み込み村全体を押し潰していった。氷河が河川を塞き止め、決壊による洪水に襲われた村も多い。テムズ川やオランダの運河・河川では一冬の間完全に凍結する光景が頻繁に見られ、人々はスケートや氷上縁日(フロスト・フェアー)に興じている。
私がTPPに強く反対している理由もここにあり、TPPで日本の農業が壊滅状態になってしまうと、日本人の食料が文字通り無くなってしまう可能性があるからです。
本当は寒冷化に備えて、江戸時代みたいな鎖国に近いことをしなければいけません。そうしなければ、国内の物資はドンドン海外へ流れ出てしまい、貧しい人は今以上に餓えていく事になります。
もちろん、今直ぐにこのような事態になるわけではありませんが、地球寒冷化がほぼ確実に予想される以上は、今のうちに国家単位で備えておかないと、数十年後には手遅れ状態になってしまうかもしれないのです。
国兼博士にききたいのだが、『SCIENCE』誌上の論文ではどうなっていますか。
(下の写真は家の近くで撮影した昨日の富士山夕景。京葉コンビナートの煙突が盛んに煙を吐いている)
■□□■
「地球は寒冷化している」という明確な現象が観測されました。今年の北極では100万平方キロメートルに近い海の全てが氷で覆われ、昨年の夏よりも60パーセントも氷が増加したのが確認されています。
氷床はヨーロッパの半分以上の大きさに達しており、それはカナダ北部からロシア北部の海岸にまで拡大中です。ウィスコンシン大学のアナスタシオス・ソニス教授は「私たちはすでに寒冷化の時代に突入しています。そして、これは少なくとも15年間は続くと考えられます」と述べ、地球温暖化が間違いであることを指摘。
ロシアの学者たちも「地球は寒冷化に突入しつつある」という研究結果を発表しており、そのいずれもかなり近い将来に猛烈な寒さが地球を襲う可能性を示唆しているのです。
☆時代は「地球寒冷化」へ! 北極の氷冠が1年間で60パーセントの増加を記録
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2415191/Global-cooling-Arctic-ice-caps-grows-60-global-warming-predictions.html
2012年の夏の北極では100万平方キロメートルに近い海を氷が覆い尽くしている。これは昨年の夏と比較して、約60パーセントも増加していることになる。
英国BBCは2007年に「地球温暖化により、2013年には北極の氷は消えているだろう」という内容の記事を出したが、それから6年後の今、逆に氷面積は増加している。氷床はヨーロッパの半分以上の大きさに達しており、それはカナダの島々からロシア北部の海岸にまで拡大。
今年は一年中、大西洋から太平洋への北西航路は氷により遮断された。また、そのルートでの横断を予定していた 20以上のヨットやクルーズ船は引き返す事態になった。
今、著名な科学者たちの中に「地球が寒冷化に進んでいる」と確信している方が大勢おり、彼らの中には「地球寒冷化は、少なくとも今世紀の半ばまで終わらない」と予想している者までいる。
ロシアの学者らは、グローバルな地球の温暖化に異を唱え、逆に、今後数年のうちに寒冷化が始まると予想している。
「ガスプロムVNIIGAZ」研究所で活動するウラジーミル・バシイン、ラウフ・ガリウリン両博士は、発表した学術論文の中で「地球温暖化問題は、欧米で執拗に誇張されている」と指摘し、次のように続けた―
「誇張の目的は、伝統的なタイプの燃料である石油や石炭、天然ガスの消費量を減らすべきだと訴えるためで、そうすればエネルギー原料価格は、今よりもっと低くなるからだ。
現状は、温暖化とは反対である。太陽光線の力が急激に低下している事から、世界規模での寒冷化プロセスが生じつつある。『小氷河期』はすでに来年、2014年にも始まり、今世紀半ばに温度低下はピークに達する。寒冷化のスピードは初めは大変ゆっくりだが、10年後には早まるだろう。」
☆南極の海氷面積増加、その意味は?
URL http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121015003
アメリカ国立雪氷データセンター(NSIDC)が10月11日に発表したところによると、衛星データが示した2012年9月末の南極大陸周辺の海氷面積は、この領域での観測史上最大となる1944万平方キロを記録したという。
ハッキリ言って、NASAや各国政府が発表しているデータや過去の記録を分析すれば、学生でも地球は近い将来に寒冷化することが分かります。実際、私が寒冷化に気が付いたのは学生の時でした。
ここ最近は太陽活動が低下気味になり、地球の磁場が大きく動いています。
昨年の夏に発生した「太陽の磁場転換」はそれを象徴する現象です。
☆太陽:磁場が「4重極構造」に…地球、一時的に寒くなる?
URL http://mainichi.jp/select/news/20120421k0000m040072000c.html
太陽の北極と南極にN極、赤道付近に二つのS極が形成される「4重極構造」が現れつつあることが、国立天文台などの研究チームの観測で分かった。現在は2極だが、地球が寒冷化した約300年前にも4重極構造だったとみられる。当時の太陽活動の特徴とも一致することから、温暖化の一時的な抑制につながる可能性があるという。
研究チームは、太陽観測衛星「ひので」で太陽の極付近を観測。08年の北極はS極だったが、11年にはS極に混じってN極が出現した。北極と南極は同時に反転するとされてきたが、南極はN極のままだった。このため、北極ではS極からN極に反転し、4重極構造に変化する過程にあると結論付けた。今年5月ごろには完全に反転するとみられるが、理由は分かっていない。
☆「太陽の休止」の現実化: 2013年に最大を迎えると予測されていた太陽活動のピークがすでに終わった可能性を NOAA が示唆
URL http://oka-jp.seesaa.net/article/300615293.html
アメリカ海洋大気庁( NOAA )の太陽活動の予測担当官は、2013年の太陽活動最大期は、宇宙観測時代に入ってから最も弱い太陽活動の最大期となるだろうと予測していた。
しかし、彼らが考えていたよりも、さらに太陽活動は弱いものかもしれないデータが示された。
下の図は、 NOAA の太陽活動の予測と実際の太陽活動を示したグラフだ。
太陽の磁場転換は、過去に「マウンダー極小期」と呼ばれる地球が非常に寒かった時期にも発生していることが判明しています。マウンダー極小期の時の記録を調べてみると、日本では「江戸の川が氷漬け状態に」という文献があり、欧州ではペストの流行、魔女狩り、30年戦争などの歴史的な大事件が連続多発していました。
富士山噴火もこの時期に発生しており、これも太陽エネルギーが急減少した反動で、熱エネルギーなどのバランスが崩れたことがキッカケに発生したと推測されます。
また、急激に温度が変化したことから気候も荒れ、大洪水、豪雨が相次いで発生。これらの気候変動は農作物に壊滅的な打撃を与え、複数の国が同時に消滅するような事態になってしまいました。
日本は幸いにも「鎖国」をしていた時期だったため、諸外国の面倒事には巻き込まれずに済んでいます。
★欧州大陸、イギリスでは一般に「17世紀の危機」と呼ばれる時期に突入する。
大きな流れとしては「気温の低下」→「農作物の不作」→「飢きん」→「人口の移動」→「疫病の流行」→「社会不安」→「既存体制の崩壊」が見られる。
[風景の一変]
17世紀半ば、スイス・アルプスの氷河は徐々にその版図を低地へと広げ谷筋に広がる農場を飲み込み村全体を押し潰していった。氷河が河川を塞き止め、決壊による洪水に襲われた村も多い。テムズ川やオランダの運河・河川では一冬の間完全に凍結する光景が頻繁に見られ、人々はスケートや氷上縁日(フロスト・フェアー)に興じている。
私がTPPに強く反対している理由もここにあり、TPPで日本の農業が壊滅状態になってしまうと、日本人の食料が文字通り無くなってしまう可能性があるからです。
本当は寒冷化に備えて、江戸時代みたいな鎖国に近いことをしなければいけません。そうしなければ、国内の物資はドンドン海外へ流れ出てしまい、貧しい人は今以上に餓えていく事になります。
もちろん、今直ぐにこのような事態になるわけではありませんが、地球寒冷化がほぼ確実に予想される以上は、今のうちに国家単位で備えておかないと、数十年後には手遅れ状態になってしまうかもしれないのです。
2015年1月11日日曜日
新年早々・・・猫跨ぎ
年末にひいた風邪の名残か、胃の調子が今一つで、何となくさえない。そこへ、パリのテロ事件を聞いて、胸が悪くなった。今年は何か変な予感がする。
編集者たち十二人の殺戮など、生半可な殺意では出来るものではない。言うまでもなく、予言者ムハンマド(我々はマホメットが言いやすい)への侮辱がどれほど強かろうとも、殺戮に些かの正当性もありはしない。ところで、これまたhome grown terrorism ということだ。(去年だったかボストンマラソン会場の時限爆弾テロもhome grown の連中だった。)犯人はアルジェリア移民の子供で、フランス育ち。しかしこの蛮行を見ると、諷刺絵への怒りの底に、フランスに対する疎外感、怨嗟、憎しみの強さが痛いほど判る。フランス人の一割がイスラム教徒とか。この犯行に喝采を叫んでいる人々が多分、相当数いるということだろう。
ところで、この諷刺絵と称するもの。ムハンマドを侮辱した絵柄がどんなものか、どれほど信者を傷つけるものなのか全くリアリティがなく判らないが、3.11の福島原発の爆発をテーマした当時の諷刺絵をちらりと見て、はなはだ気分が悪かった。手や足が三本以上ある力士が相撲を取っている。キャプションが、未来の相撲風景。要するに放射能による奇形を暗示し嗤っているわけだ。日本人としては胸くそ悪くなる。イスラム教徒が抱いた反感の一端を想像できるか。
諷刺絵。我々はエスプリを効かせた知的、上品なものを想像したが、どうもそうではなく、相当にきつい、えげつない、ふざけの過ぎた、一種、yellow paperに近いもののようだ。垣根無しに笑いの対象にする―それを許容するのが西欧の民主主義ということなんだろう。
2015年1月8日木曜日
臨終のことば ・・・褌子
うちの息子の小学生1年のときの古いはなしだが、テレビよりラジオのほうが新しいと思っていたので親がびっくり。「学校でいちばんケンカの強い先生がコーチョー先生になるんでしょ?」と息子。ギロチンって痛いんでしょ?、おちんちん切るんだもん。
魯迅の父親は紹興の大地主だった。父親の臨終の時、一族郎党がベッドのまわりに集まってきて「大旦那さまあ~」とオイオイ泣き崩れる。人生最期の一言 『うるせい!』
魯迅の父親は紹興の大地主だった。父親の臨終の時、一族郎党がベッドのまわりに集まってきて「大旦那さまあ~」とオイオイ泣き崩れる。人生最期の一言 『うるせい!』
「あけおめ」に抵抗あり? 九州の熊
あまり気にしない方がいいのでは? 「ガラ携」だって同類のことばだよ。 ながれにまかせて聞き流しておけばいいのです。 具体的な中身を覆ったどこかの国のリーダーが使う美辞麗句の方がよっぽどひどいと思う。
2015年1月7日水曜日
あけましておめでとうございます・・・・逸徳
おくればせながら、みなさんに新年のご挨拶を。しかしだ、「あけおめ」とはなんだ。どうも「あけましておめでとう」の略らしい。 だけどさぁ なんだかなあ、日本語には略していい言葉とそうでない言葉があるんでないかい。超疑問。
このような言葉がなんで生まれたかというと、どうもITが出所らしい。電報とおんなじ省略語である。で、直接出会い、肌と肌がふれあうようなコミュニケーションでは、こういうことはおこらないだろう。 ラブシーンの台本 「君がすきだ!」「あたしもよ!」→省略語 「きす!」「あもっ!」・・・・こんなのいやだよ。・・・・
人間は、人と人の間というようにコミュニケーションを基盤とした社会的動物である。そのコミュニケーションがかくのごとくITの影響によって変質することは、人間性の根底に係わる変化をもたらすかもしれない。
で、笑い話。スマホになれた小2の子、おいらのガラ携をみて「ふーん すごいなあ 半分に折れるんだ」と感動。おいら「すげーだろ。最新式だぜ」 子供感動。 しばらくこのままだましておくことにした。
明日、青春18きっぷが余ったというのをもらったので、愛知県半田市の「新見なんきち」の世界にぶらりといつてみることにした。「ごんぎつね」の世界である。しかし寒かったらやめる。
このような言葉がなんで生まれたかというと、どうもITが出所らしい。電報とおんなじ省略語である。で、直接出会い、肌と肌がふれあうようなコミュニケーションでは、こういうことはおこらないだろう。 ラブシーンの台本 「君がすきだ!」「あたしもよ!」→省略語 「きす!」「あもっ!」・・・・こんなのいやだよ。・・・・
人間は、人と人の間というようにコミュニケーションを基盤とした社会的動物である。そのコミュニケーションがかくのごとくITの影響によって変質することは、人間性の根底に係わる変化をもたらすかもしれない。
で、笑い話。スマホになれた小2の子、おいらのガラ携をみて「ふーん すごいなあ 半分に折れるんだ」と感動。おいら「すげーだろ。最新式だぜ」 子供感動。 しばらくこのままだましておくことにした。
明日、青春18きっぷが余ったというのをもらったので、愛知県半田市の「新見なんきち」の世界にぶらりといつてみることにした。「ごんぎつね」の世界である。しかし寒かったらやめる。
2015年1月3日土曜日
今年もよろしく・・・猫跨ぎ
ここ数年、年賀状を今年で止めるのでよろしく、との報が増えたね。高齢の先輩でいつの間にか止めてしまう人も何人か出て来た。それは自然で納得だが、同じ世代では一応止めると一報してくれるのが有難い。何と言うことのない習慣だが、それなりに定着しているからね。まあ、気楽にやればいいのでは。小倉さんのように年末のストレス行事になっては辛いね。
子供達が孫を連れて正月に来訪。それぞれに家庭が根付いて育っているように見えるのが何よりだ。こちらは徐々にfade outしてゆく形が好ましい。それが順調に運ぶようにするのが唯一の留意点。ちょっと格好よすぎるか。
いま具体的な目標はなにもない。興のむくまま、面白い話があれば、ひょいと乗っていく。まあそんなことで、今年もよろしく。
わたしも、あけおめ ・・・褌子
熊さん、タイトルを書き忘れるなどは、ドジに入りません。私は年中、捜し物をしている。人生の三分の一は寝て、三分の一は捜し物だときいているからあまり心配していないが。
なんとなく新年になってしまった。忘れないうちに本年のおおまかな計画をしたためることにする。
小倉さんから年賀状やめたというメール。私も今年こそやめようと思ったが女房に強要されて、郷里の佐渡関係の兄姉に六枚だけ書いてしまった。いただいた賀状の三分の一くらいはペタンとハンコですませたものだったが、なかには細字でびっしりと来し方の思いをつづった面白い読ませるものがあった。
年末30日に房総の大福山という低い山に登り、養老渓谷の氷柱つららをみにいった。延々と崖が続き壁面に茂ったコケやシダをポタポタとわき水が落ちていて、冬季には凍るのである。が、気温が高くて氷柱ができていなかった。日本海側の雪国には申し訳ないが、小春日和の房州の山々は冬がいちばん快適。(夏は山ヒルやヤブ蚊がひどい) 大福山の山頂からは九十九谷(ツクモダニ)を眺める。東山魁夷の例の絵の光景である。このハイキングに一緒にいった女性と7月にアメリカのマウント・レーニエに登る約束をしてしまった。彼女はボルネオのキナバルにも二泊三日で登頂した体力の持ち主だが、私は昨年、キナバル4095メートルの雄大な山容をふもとから眺めるだけで帰ってきた。彼女は独身女性だが、女房も一緒に行くのでご安心願いたい。
年末の忘年会で意気投合したある女性と9月はじめには岩手県北の松川温泉の白濁湯につかり衣笠草という素晴らしい山草をみに山に分け入り、そのあと山形の米沢に古代文字の衣類、つまり昔の旧家の土蔵などから出てくる古文書を裂いて織る古代布を見に行こうと約束してしまった。これにも女房が同道するのでご安心を。
内モンゴル出身の中国人留学生が中国残留日本人孤児の実態を調査し立派な卒論にまとめた。いま千葉県内の残留孤児(孤児といっても70才をはるかに超している)たちの旧満州での過酷な体験の聞き書き(オーラル・ヒストリーというらしい)をしており、彼女に通訳をしてもらっている。旧満州と内モンゴルは発音がちかいのでよくききとれる。彼女はある大学の大学院に進学予定だが、内モンゴルに帰国するときには、私もついていって、モンゴルの大平原のパオに宿泊して満天の星をみたいと思っているが、これはいつ実現するかわからない。
あと大型の旅行は、ほろほろ会の九州旅行の再挑戦か。
読書は中里介山『大菩薩峠』を読み出した。全部で27巻あって世界で一番長い小説だそうだが筑摩書房から20冊の文庫本がでている。いま二冊めにとりかかったところ。『資本論』は人生で四度目くらいの挑戦になるのだが、いま不破哲三『資本論はどのように形成されたか― マルクスによる経済学変革の道程をたどる』を読んで大著読破の助走をしているところ。
それではみなさん、本年もよろしくお願い申しあげます。
なんとなく新年になってしまった。忘れないうちに本年のおおまかな計画をしたためることにする。
小倉さんから年賀状やめたというメール。私も今年こそやめようと思ったが女房に強要されて、郷里の佐渡関係の兄姉に六枚だけ書いてしまった。いただいた賀状の三分の一くらいはペタンとハンコですませたものだったが、なかには細字でびっしりと来し方の思いをつづった面白い読ませるものがあった。
年末30日に房総の大福山という低い山に登り、養老渓谷の氷柱つららをみにいった。延々と崖が続き壁面に茂ったコケやシダをポタポタとわき水が落ちていて、冬季には凍るのである。が、気温が高くて氷柱ができていなかった。日本海側の雪国には申し訳ないが、小春日和の房州の山々は冬がいちばん快適。(夏は山ヒルやヤブ蚊がひどい) 大福山の山頂からは九十九谷(ツクモダニ)を眺める。東山魁夷の例の絵の光景である。このハイキングに一緒にいった女性と7月にアメリカのマウント・レーニエに登る約束をしてしまった。彼女はボルネオのキナバルにも二泊三日で登頂した体力の持ち主だが、私は昨年、キナバル4095メートルの雄大な山容をふもとから眺めるだけで帰ってきた。彼女は独身女性だが、女房も一緒に行くのでご安心願いたい。
年末の忘年会で意気投合したある女性と9月はじめには岩手県北の松川温泉の白濁湯につかり衣笠草という素晴らしい山草をみに山に分け入り、そのあと山形の米沢に古代文字の衣類、つまり昔の旧家の土蔵などから出てくる古文書を裂いて織る古代布を見に行こうと約束してしまった。これにも女房が同道するのでご安心を。
内モンゴル出身の中国人留学生が中国残留日本人孤児の実態を調査し立派な卒論にまとめた。いま千葉県内の残留孤児(孤児といっても70才をはるかに超している)たちの旧満州での過酷な体験の聞き書き(オーラル・ヒストリーというらしい)をしており、彼女に通訳をしてもらっている。旧満州と内モンゴルは発音がちかいのでよくききとれる。彼女はある大学の大学院に進学予定だが、内モンゴルに帰国するときには、私もついていって、モンゴルの大平原のパオに宿泊して満天の星をみたいと思っているが、これはいつ実現するかわからない。
あと大型の旅行は、ほろほろ会の九州旅行の再挑戦か。
読書は中里介山『大菩薩峠』を読み出した。全部で27巻あって世界で一番長い小説だそうだが筑摩書房から20冊の文庫本がでている。いま二冊めにとりかかったところ。『資本論』は人生で四度目くらいの挑戦になるのだが、いま不破哲三『資本論はどのように形成されたか― マルクスによる経済学変革の道程をたどる』を読んで大著読破の助走をしているところ。
それではみなさん、本年もよろしくお願い申しあげます。
あけおめ です
寒波襲来とあまり嬉しくない報道のなか当地はわりと穏やかな正月となっています。改めまして・・。 皆さま明けましておめでとうございます。本ブログとメンバーの皆さまのご多幸と繁栄を祈念いたします。
小倉さんからメールをいただいた。年賀状をやめることにしたとか。古来の文化、習慣なのでいざやめるとなるとけっこう抵抗があるもの。わたしは3年ほどまえにやめました。日常生活やいろんなお付き合いに支障が生じているということは表立ってはないけど、こちらに伝わってこないだけで、うーむ礼儀知らずめ、と白い目でみられている部分もあるかも、ですね。まあ本当に親しい間柄であればなにかの機会に素直にお小言をいただけるのではないかと勝手に賀状なしの所業を自己肯定しています。みなさま、なにとぞひろいこころでお許しを。
午前中、年末から滞在していた息子ファミリー(夫婦、孫二人)がひきあげ急にしずかになった。これから家内とふたりで初もうで。快晴、無風、穏やかな日差しを浴びながら散歩にいってきます。
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