一喜一憂その2にしようと思う位世の中は目まぐるしく動いている。イスラム国の邦人殺害脅迫の結論は今日これから本当に出るのだろうか。朝の母親の記者会見はさっぱり訴えたい事が伝わらぬまま終わってしまった感がある。兎に角どこまで日本人が理解されるかを試されている様に思えてならない。
さて、猫跨ぎ句鑑賞
・ 底冷えや朱塗まだらの伎楽面
鼻高のアーリア人の特徴を持つ伎楽面。まだらに朱塗りされた所まで観察している作者の目は底冷えの中にある。まだらが句を支えていると感じた。
・ ゴッホ、ローランサン並べ師走の石畳
パリの何処かと思ったが似た様な石畳の場所は東京にも在りそうだな。
・ 問題に別解のあり花八つ手
いわきの家の玄関脇に花八つ手があり12月に花を咲かせていた。作者もこの花が御好きなのかな。今までに何句か御目に掛ったと記憶している。取り合わせがきちんと纏まった良句だ。特選。
・ 受付より白き手の出て年暮るる
ちょっとホラー的に仕上がっていると言ったら怒られるかね。何の受付かは想像の領域だが白い手は必ず細い綺麗な指だったに違いない。
・ マフラー買ってアメ横の人となる
チェックのカシミヤのマフラーなんかが御似合いだと思います。いや今のアメ横は違うかな。
・ 救急センター廊下の奥の十二月
救急センターの世話にはなりたくはないがその廊下の奥は更に付添者は入れない所だ。十二月が重くのしかかって来る様だ。準特選。
・ 引揚げ夜話辛味大根卸しつつ
どなたが引揚げて来られたのか解らないが大根を卸しながらとつとつと語る話は聞いてみたいものだ。
・ 木枯や神田塗師町紺屋町
必殺仕事人がひっそりと住んでいそうな句だね。しかし神田で始まると何でこんなにポンポンとしたリズム感が響いて来るのかな。私だけの錯覚かな。
・ 元旦やかたまりとして家を見る
このかたまりは何なんだろうと思わせる句なのかな。
・ 正月や日の丸一旗裏通り
祭日でも国旗を出す家は少なくなったね。雪国は更に難しい。マンションに飾る所があるかと再点検したらどう見ても無いのだ。
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