そうそうアヤメとカキツバタの違いは毎年聞いているが、忘れ、明年また聞くはめになる。アヤメの漢字は菖蒲だから始末が悪い。
さて、仁句鑑賞といこう。
・ カリヨンの音程狂ひ花去りぬ
カリヨンは組鐘のことね。教会なんかにある。女子校の部活にもありそう。函館には似合いそうだね。急に故障したのかな。
・ 髪刈りて店主皐月を語りだす
理髪店の理容師は商売柄話し好きが多い。私も今日行きつけのところへ行ってきた。LCCが好きで、よく遠方へ旅行して旅先の話をしてくれる。準特選
・ 消しゴムで消すこと出来ず五月来る
五月はなにか特別の記憶があるみたいだね。
・ 友の影リラの花咲く向こう岸
リラ忌だね。あの笑顔で元気にやっているのだろう、きっと。
・ 蝶々や掌にきて止まりそう
初蝶は不意にあらわれびっくりすることがある。生き物の不思議さを思わせるね。人間以外の生物は、現在只今しかないから、何処から来て何処へ行くのかなんか考えない。 考えるのは人間しかいない。餌をやっている野良猫がいる。もう老猫であと幾許もないが、しみじみ顔を見ながらお前の一生は何だったんだと言ったりする。向こうもそう思っているような顔でこっちを見ている。特選
・ 吹流し津軽を向くか松前か
鯉幟の吹き流し。津軽へは北風で、松前へは南風かな。
・ モノレール左座席に夏の富士
羽田から浜松町の東京モノレールかな。そういえば最近乗らないね。羽田へは専ら京急だね。羽田からは乗り換え無しのリムジンバスが多い。
・ 明易し人を惑わす血圧計
早朝の血圧測定かな。かなり細かく計っているのね。私は幸い血圧だけは正常。
・ スマホなき昭和に戻し新茶汲む
一向にスマホに触手は伸びないね。なくて一向に構わない。ガラ系というらしい。
・ 柿若葉米寿どうしの会話かな
俳句仲間に高齢の人が多いので自然に観察するが、一般に八十代は元気だね。ただ八十五を越すと、不意に転んだり、腰痛になったりする頻度が急に高くなる。
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