2015年5月13日水曜日

久々の小説 ・・・猫跨ぎ

  皆さんお元気そうでなにより。当方も相変わらずだが、直近では読書の日々だった。思うところあって、村上春樹の「海辺のカフカ」と「ねじまき鳥クロニクル」を都合四日間ぶっ通しで読んだ。一応彼の文学の感じが判った。身体と心、生と死、現実と無意識、これらの境界線の踏み越え、回帰、なんかが、まあ内容だが、それはともかく何故世界中でかくも若者の間で読まれているのか。或る切実な問題意識は若者共通にあるのだろう、何となく感じは判る。末尾で現実世界にもどり、一定のカタルシスは味わえるが、根本的な疑問は残る。かくして次の展望はどうなるのか。もっとも、それを提供できるのはオカルトだろうが。色々考えさせる材料は提供してくれた。
     考えてみれば本格的に小説を読んだのはいつかな。札幌での「カラマーゾフの兄弟」以来じゃないか。でもまだ読む気力は残っているらしい。それが確認できただけでも収穫だ。

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