2016年4月26日火曜日

函館通信2‐48・・・猫跨ぎ句鑑賞・・・仁兵衛

 それにしてもこの地震の形は何という事だ。5年前の東北大地震とは較べるのが全く無意味な感じがする。5年前のいわきでも3.11から約1か月後にそれより大きい地震を(震源地いわき沖)受けてをり前震と本震があるとは聞いていた。しかし熊本では地層の違いからか前震の2日後に本震が来てその後の余震が強弱含め止まるを知らない。これでは今後どの様な復興計画を立てれば良いのか見当がつかず迷っている事だろう。
 現場に行って手伝えない身体なので僅かばかりの義援金を送ったがあとは全ての当事者の皆さんの頑張りを祈る事ぐらいしか出来そうにない。所で九州の熊さんの延岡はどんな具合ですか。

猫跨ぎ句鑑賞     
・木の根明くざぶざぶ使ふ水の音・・・木の根開くのと雪解川の響きが気持ち良いですね。水といえば熊本も銘水があって「梅錦」?という銘酒があったと記憶しています。どうなっているでしょう。
・水仙剪つて拠り所なき昼下がり・・・面白い所に視点があり感心しきり。特選。水仙を切り花に使おうとしたら切ったら直ぐに活けないと。昼下がりまでは待てないよ。
・下総のふところ知らず花辛夷・・・下総には高い山が無いけど至る所に辛夷があるのだろう。
・潮騒を寝息と思ふ春の闇・・・潮騒も寝息もどちらも静かで良かったね。そう云えば猫跨ぎさんと逸徳さんと同宿したほろほろ会の旅でのお二人の寝息いやいや鼾の豪快さを思い出しました。
・家々に匂ひありけり燕来る・・・毎年同じ家に同じ家系の燕が来るそうですね。燕も嗅覚が鋭いと見える。
・花冷や小さき窓より朱印帳・・・何れの神社仏閣で御朱印を戴いているのでしょう。満開の桜ですが境内はひんやりとして・・・と大きな情景が出来上がった所に小さき窓から御朱印帖とズームインして行くのが気持ち良し。準特選。
・一品は木の芽甘酢の蛍烏賊・・・三種の具材の説明付きで美味しさが伝わりました。
・さくらさくら桜の極み耐へがたく・・・さくらさくらと言って日本国中褒め称えるものだから桜も大変なんだな。五稜郭の桜を見に東南アジアからの観光客多くなってますよ。桜の極みとはちょっと違うかな。
・片付かぬ机の春の寒さかな・・・片付けなけりゃ何時までも机の上には春はやって来ないね。
・フランスパンの袋の長き四月かな・・・袋から飛び出しているのがフランスパンのナウい買い方と思っている人結構いる様だよ。四月かなの季語は効いているね。 

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