2016年4月26日火曜日

句評どうも・・・猫跨ぎ

 そういえば、熊さんがさっぱり登壇しなくなったね。LINEとかそちらの媒体に鞍替えしたのかもしれない。褌子氏もそうらしい。
句評どうもありがとう。句は一旦作者の下からはなれると、読み手のもので煮ようとどうしようと良いのだけれど、ちょっと暇つぶしに作者の句意を言ってみたい。

・木の根明くざぶざぶ使ふ水の音・・・木の根明くのと雪解川の響きが気持ち良いですね。水といえば熊本も銘水があって「梅錦」?という銘酒があったと記憶しています。どうなっているでしょう。
(これね、私のイメージでは台所の水道水なのね。外の立木の木の根は明いた季感を頂戴し、状況はあくまで家の中)
・水仙剪つて拠り所なき昼下がり・・・面白い所に視点があり感心しきり。特選。水仙を切り花に使おうとしたら切ったら直ぐに活けないと。昼下がりまでは待てないよ。
(水仙剪って花瓶に活けたあとのこと。やることはやったけど、さて何か手持ち無沙汰というか、拠り所がないというかそんな感じ)
・下総のふところ知らず花辛夷・・・下総には高い山が無いけど至る所に辛夷があるのだろう。(ここへ住んで40年。実は房総の奥に車で来て、この地のことなど何も知らないということをしみじみ実感したことがあった。辛夷が綺麗だった)
・潮騒を寝息と思ふ春の闇・・・潮騒も寝息もどちらも静かで良かったね。そう云えば猫跨ぎさんと逸徳さんと同宿したほろほろ会の旅でのお二人の寝息いやいや鼾の豪快さを思い出しました。(潮騒が微かに聞こえる宿。あれ寝息じゃないかこれ。子供の頃、苫小牧の浜の潮騒が夜聞こえた。家人の寝息だったのかな・・・。それはそうと鼾ね。自分は聞こえないんだね、不思議なことに。)
・家々に匂ひありけり燕来る・・・毎年同じ家に同じ家系の燕が来るそうですね。燕も嗅覚が鋭いと見える。(余所の家へ行っていつも感じるのは、各々の家特有の匂いがあるね。ただそれを言いたかった。燕が同じ家に来る時期。彼等が其処の匂いを探して再訪するのか、それもちょっと含意したけど。)
・花冷や小さき窓より朱印帳・・・何れの神社仏閣で御朱印を戴いているのでしょう。満開の桜ですが境内はひんやりとして・・・と大きな情景が出来上がった所に小さき窓から御朱印帖とズームインして行くのが気持ち良し。準特選。
(そうですね。種明かしすると、鎌倉の東慶寺。休日だったせいかな、小さな窓で受け付けていた。)
・一品は木の芽甘酢の蛍烏賊・・・三種の具材の説明付きで美味しさが伝わりました。
・さくらさくら桜の極み耐へがたく・・・さくらさくらと言って日本国中褒め称えるものだから桜も大変なんだな。五稜郭の桜を見に東南アジアからの観光客多くなってますよ。桜の極みとはちょっと違うかな。(これは力入りすぎ)
・片付かぬ机の春の寒さかな・・・片付けなけりゃ何時までも机の上には春はやって来ないね。(言わずもがなだね)
・フランスパンの袋の長き四月かな・・・袋から飛び出しているのがフランスパンのナウい買い方と思っている人結構いる様だよ。四月かなの季語は効いているね。 
(フランスでは剥き出しで売り買いしている。それがお洒落とかで真似てる向きもあるが。ただ日本では、風習だね、細長い袋に入れてくれる。これは清潔でいい。が、この袋他に使い道が無い。)

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