ニッセさん訂正ありがとうございます。
どうも私のPCはこの辺りに欠陥がある様で時々相手から指摘される事があります。
同じ様な位置で発生している様ですが私にはよく分かりません。
呆けも進んで直す力もなく打つ手なしです。
それがニッセさんに掛かるといとも簡単に直されて恐れ入りました。
今後とも宜しくお願い致します。
森井 仁
2017年4月27日木曜日
2017年4月26日水曜日
量子コンピュータ ・・・ニッセ
カナダのベンチャー企業が開発、商品販売を始めたD-Wave量子コンピュータが
技術紙面のニュースで取り上げられ、各メディアで紹介されるようになりましたが、
量子コンピュータがどんなもんかまったくわかりません。
0と1のビットが重なったりする量子状態で、どのように入力して、出力しているのか不思議です。
そこで、わが町の図書館で検索し、最初に読んだのが 「シュレーディンガーの猫、量子コンピュータになる」(著者 ジョン・グリビン, 訳者 松浦俊輔)です。 これは、コンピューターの歴史、特に戦争中の暗号解読や、発展に寄与した研究者等のエピソードもあり、読み物として面白かったのですが、 量子コンピュータについては、あいかわらずもやっとした感じでした。
次に読んだのが、「{量子コンピュータが人口知能を加速する」(著者 西森秀稔、大関真之)です。
D-waveは「量子アーリング方式」の量子コンピュータですが、西森先生はその原理を提唱した方です。 アインシュタインの名言集に「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」がありますが、 なるほどね。こうやって計算するんだ。量子コンピュータはハードだけだと思っていましたが、ソフトにおいても 量子力学を使っていました。
素人にわかりやすく説明しながら、多方面に内容の濃いコンパクトにまとまった本でした。
追記
仁兵衛さんの四月投句で、9句が一文字毎に空白と、10句の間に大きな空白がありましたが、多分ミスと思い詰めておきました。
そこで、わが町の図書館で検索し、最初に読んだのが 「シュレーディンガーの猫、量子コンピュータになる」(著者 ジョン・グリビン, 訳者 松浦俊輔)です。 これは、コンピューターの歴史、特に戦争中の暗号解読や、発展に寄与した研究者等のエピソードもあり、読み物として面白かったのですが、 量子コンピュータについては、あいかわらずもやっとした感じでした。
次に読んだのが、「{量子コンピュータが人口知能を加速する」(著者 西森秀稔、大関真之)です。
D-waveは「量子アーリング方式」の量子コンピュータですが、西森先生はその原理を提唱した方です。 アインシュタインの名言集に「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない」がありますが、 なるほどね。こうやって計算するんだ。量子コンピュータはハードだけだと思っていましたが、ソフトにおいても 量子力学を使っていました。
素人にわかりやすく説明しながら、多方面に内容の濃いコンパクトにまとまった本でした。
追記
仁兵衛さんの四月投句で、9句が一文字毎に空白と、10句の間に大きな空白がありましたが、多分ミスと思い詰めておきました。
最近の読書から 西沢昭裕
『バーニー・サンダース自伝』(萩原伸次郎監訳・大月書店)を読んでいる。
民主社会主義者を自称し、共和党と対決する民主党の大統領候補にあと一歩のところまで快進撃したサンダースさん。父親がペンキ屋さんであったようにポーランド系のごく庶民的なユダヤ人家庭に生まれ、祖父母はナチのホロコーストで命を失っている。
若い頃ベトナム反戦運動に身を投じたことなどは出てくるが、自伝といっても生い立ちを綴ったものではない。
1%の金持ちが政治家とメディアを支配し、現代アメリカ社会がどんなに弱者に冷酷な分断された社会かを告発している。
湾岸戦争のあと、とくに9・11からブッシュのイラク戦争に貧しいアメリカ国民がメディアのウソでからめとられていく様をリアルに語り、彼が無所属の下院議員、上院議員としてアメリカの真の支配者とたたかってきたドキュメンタリー。戦争に反対しているサンダースがイラクの戦地に息子が送られている貧しい母親から抗議をうけるくだりなどは日本でも起こりうると思った。
読んでいて私は「既視感」をもった。
なんだ、全部、今の日本にそっくり起こっていることではないか。小泉・竹中構造改革で敷かれたレールを暴走している安倍政権のもとでの格差拡大、軍拡路線はそっくりアメリカの真似をして後追いをしているのである。
バーニーがトランプを降して大統領になってほしかったなあと私は思った。といってもオバマも最初に期待したほどにはアメリカをほとんど変革できなかったし、鉄壁の軍産複合体に手をふれることもできなかった。注目するのはバーニーはまだたった2015年からの民主党員でそれまでは35年間、ヴァーモント州の市長時代8年を含め無所属の「政治革命家」だったということ。ことし75才の民主社会主義者を自称する彼はまずアメリカの既成の支配者の一方の強固な集団である民主党の変革というきわめて困難な仕事から始めねばならないだろう。
・・・
「既視感=デジャビュ」といえば、1980年代後半から狂乱したバブルのころに『オンリー・イエスタデイ』(F・L・アレン 筑摩書房)を読んだときにも同じ体験をしたものだ。
1929年の世界大恐慌の前夜、アメリカを襲ったバブルの詳細なルポルタージュ。
バブルで猫も杓子も自宅を担保に銀行から金を借りて株や土地を買い漁り、値上がりした株や土地を担保にまた銀行に走り、最後にバブルがはじけて破産する有様を読んでいて、なんだ今の日本そっくりではないか、と当時思ったものだ。(リーマンショックも記憶に新しい)
資本主義は時代も場所も変えながら同じことを螺旋状に繰り返し矛盾を深め恐慌のあとしまつに軍拡と戦争を求めていく・・・。
OnlyYesterdayとは「(あの狂乱は)ほんの昨日のことだった」とでもいう意味か。
カーペンターズのOnlyYesterdayは「ほんの昨日まで独りぼっちだったけど、今はちがうわ」という意味かな。
民主社会主義者を自称し、共和党と対決する民主党の大統領候補にあと一歩のところまで快進撃したサンダースさん。父親がペンキ屋さんであったようにポーランド系のごく庶民的なユダヤ人家庭に生まれ、祖父母はナチのホロコーストで命を失っている。
若い頃ベトナム反戦運動に身を投じたことなどは出てくるが、自伝といっても生い立ちを綴ったものではない。
1%の金持ちが政治家とメディアを支配し、現代アメリカ社会がどんなに弱者に冷酷な分断された社会かを告発している。
湾岸戦争のあと、とくに9・11からブッシュのイラク戦争に貧しいアメリカ国民がメディアのウソでからめとられていく様をリアルに語り、彼が無所属の下院議員、上院議員としてアメリカの真の支配者とたたかってきたドキュメンタリー。戦争に反対しているサンダースがイラクの戦地に息子が送られている貧しい母親から抗議をうけるくだりなどは日本でも起こりうると思った。
読んでいて私は「既視感」をもった。
なんだ、全部、今の日本にそっくり起こっていることではないか。小泉・竹中構造改革で敷かれたレールを暴走している安倍政権のもとでの格差拡大、軍拡路線はそっくりアメリカの真似をして後追いをしているのである。
バーニーがトランプを降して大統領になってほしかったなあと私は思った。といってもオバマも最初に期待したほどにはアメリカをほとんど変革できなかったし、鉄壁の軍産複合体に手をふれることもできなかった。注目するのはバーニーはまだたった2015年からの民主党員でそれまでは35年間、ヴァーモント州の市長時代8年を含め無所属の「政治革命家」だったということ。ことし75才の民主社会主義者を自称する彼はまずアメリカの既成の支配者の一方の強固な集団である民主党の変革というきわめて困難な仕事から始めねばならないだろう。
・・・
「既視感=デジャビュ」といえば、1980年代後半から狂乱したバブルのころに『オンリー・イエスタデイ』(F・L・アレン 筑摩書房)を読んだときにも同じ体験をしたものだ。
1929年の世界大恐慌の前夜、アメリカを襲ったバブルの詳細なルポルタージュ。
バブルで猫も杓子も自宅を担保に銀行から金を借りて株や土地を買い漁り、値上がりした株や土地を担保にまた銀行に走り、最後にバブルがはじけて破産する有様を読んでいて、なんだ今の日本そっくりではないか、と当時思ったものだ。(リーマンショックも記憶に新しい)
資本主義は時代も場所も変えながら同じことを螺旋状に繰り返し矛盾を深め恐慌のあとしまつに軍拡と戦争を求めていく・・・。
OnlyYesterdayとは「(あの狂乱は)ほんの昨日のことだった」とでもいう意味か。
カーペンターズのOnlyYesterdayは「ほんの昨日まで独りぼっちだったけど、今はちがうわ」という意味かな。
吹雪のサンクト=ペテルスブルグ 褌子
吹雪のサンクト=ペテルブルグを駆け足観光。
ペテルブルグ(ペテログラード)とはペテロやピョートルのまちという意味。バルト海への出口ネヴァ河の河口の沼沢地にピョートル大帝がつくった要塞都市がヨーロッパ屈指の壮麗な都市に発展した。
ちょうど百年前のロシア十月革命発祥の地。ソ連時代はレーニングラードといわれ、独ソ戦でドイツ軍に900日包囲され60万の市民が餓死したが、ついに降伏することがなかった。この「英雄都市」もソ連崩壊で元の名前の「ピョートルのまち」に戻った。1703年建設開始だからモスクワのような古都ではない。モスクワが京都だとすると開府400年の東京を「道灌ブルグ」とか「徳川グラード」とか呼ぶようなものか。 (ノヴァゴロドやウクライナの首都であるキエフは奈良か)
女帝エカテリーナ2世の冬宮だったエルミタージュはフランス語で「隠居所」という意味なのだそうだ。ロシアの大地を這いずる民衆のうめき声を通奏低音に、目をうばうばかりの華麗な大宮殿を歩く。ドイツ軍の包囲に市民は名画や宝物を地下に埋めて守りぬき宮殿も危うく爆撃をまぬがれたという。ナポレオンもモスクワを焼いたがペテルブルグには手をつけなかった。
ドストエフスキーも通ったというロシア正教の教会があって道をはさんで「ホテル・ドストエフスキーДостоевский」という小さなホテルに今、泊まっている。ここのレストランの名前が何と『罪と罰』の「ラスコーリニコフ」というのだから「漱石」旅館の「三四郎」食堂みたいもの (^^)
ロシア語の妙な33個のアルファベットはキリル文字というのだそうだ。キリル文字はギリシャ文字やラテン文字の親類筋だそうで私には無論ちんぷんかんぷん。
ペテルブルグ(ペテログラード)とはペテロやピョートルのまちという意味。バルト海への出口ネヴァ河の河口の沼沢地にピョートル大帝がつくった要塞都市がヨーロッパ屈指の壮麗な都市に発展した。
ちょうど百年前のロシア十月革命発祥の地。ソ連時代はレーニングラードといわれ、独ソ戦でドイツ軍に900日包囲され60万の市民が餓死したが、ついに降伏することがなかった。この「英雄都市」もソ連崩壊で元の名前の「ピョートルのまち」に戻った。1703年建設開始だからモスクワのような古都ではない。モスクワが京都だとすると開府400年の東京を「道灌ブルグ」とか「徳川グラード」とか呼ぶようなものか。 (ノヴァゴロドやウクライナの首都であるキエフは奈良か)
女帝エカテリーナ2世の冬宮だったエルミタージュはフランス語で「隠居所」という意味なのだそうだ。ロシアの大地を這いずる民衆のうめき声を通奏低音に、目をうばうばかりの華麗な大宮殿を歩く。ドイツ軍の包囲に市民は名画や宝物を地下に埋めて守りぬき宮殿も危うく爆撃をまぬがれたという。ナポレオンもモスクワを焼いたがペテルブルグには手をつけなかった。
ドストエフスキーも通ったというロシア正教の教会があって道をはさんで「ホテル・ドストエフスキーДостоевский」という小さなホテルに今、泊まっている。ここのレストランの名前が何と『罪と罰』の「ラスコーリニコフ」というのだから「漱石」旅館の「三四郎」食堂みたいもの (^^)
ロシア語の妙な33個のアルファベットはキリル文字というのだそうだ。キリル文字はギリシャ文字やラテン文字の親類筋だそうで私には無論ちんぷんかんぷん。
先日ロシアに行ったので・・・ 褌子
辻邦生『背教者ユリアヌス』や高橋和巳『邪宗門』が出たのはベトナム反戦運動真っ盛りの1970年前後で、社会的には連合赤軍事件があったころ。両方とも大部の小説だったが面白かった記憶がある。高橋和巳は全共闘運動に理解をしめしたが、当時、満員電車に乗って、もやもやと東京の会社に通っていた私はこの過激な学生運動に共感するものはなにも無かった。
・・・
ローマ帝国はキリスト教を国教にしたが帝国は東西に分裂し、コンスタンチノープル(現イスタンブール)を首都にした東ローマ帝国はビザンチン文化を発展させ、キリスト教は東方正教会となった。いわゆるギリシア正教で黒海やカスピ海を経てドン川、ヴォルガ川沿いをしだいに北上してロシア正教として専制政治が支配するロシアの農奴たちに浸透していった。
こんかい、サンクト=ペテルブルグ、モスクワの駆け足旅行をして、ソ連崩壊後にロシア正教がすっかり儀式としては復活していることを知った。いまのロシア人がどのくらい信仰しているかは知らない。(余談だが、イスタンブールがシルクロードの西のはしだとすると、東のはしが奈良ということになる)
・・・
あんまり読んではないが、ロシア文学というと中村白葉とか米川正夫の訳が懐かしい。さいきんは亀山郁夫さんたちの翻訳でずいぶん読みやすくなったように思う。ドストエフスキー『悪霊』3冊のうち往復20時間の飛行機のなかで1冊だけをやっと読んだ。あとは酒飲んで寝ていたり、上空から北極やシベリアを眺めたり。
亀山さんの解説によると1872年刊行の『悪霊』は埴谷雄高、椎名麟三、高橋和巳、大江健三郎、村上春樹、さらに高村薫などに大きな影響をあたえたそうである。(黒沢明監督もドストエフスキーを若いときに熱読している。ベルばらの池田理代子さんも最近テレビで同じことをいっていた。松本清張とか井上ひさし、水上勉、吉村昭などが好きだった私には、残念ながらいずれも苦手な作家たち)
ドス作品には、皇帝につかえる貴族たちの悩める子弟や貧乏学生など知識階級(インテリゲンチアとは帝政ロシアの西欧派自由主義者をさすロシア語)が登場しロシアの社会閉塞について実にあれやこれやしゃべりまくり、実に真実と虚偽がいりくんだ矛盾にみちみちた言動で物語が混乱し盛り上がる。これは作家ドスが生きた時代が進歩と反動が渦を巻く混沌の時代だったからである。
1861年にロマノフ王朝は「農奴解放令」を発令したがロシア社会の混乱はいっそう深まった。(同じ年にアメリカでは奴隷解放をめぐって南北戦争が起きている)
青年ドスも全共闘運動みたいなものに走って逮捕され死刑宣告をうけたがシベリア流刑で生きのびた。レーニンの兄は青年時代に革命家として死刑になっている。
1700年はじめピョートル大帝が建設したサンクト=ペテルブルグがロシア帝国の首都になって、バルト海から西欧文明が洪水のように入ってきた。西欧派のロシアインテリ階級と、ロシア正教と農奴制にささえられた守旧派(スラブ派というらしい)が激突し葛藤している時代背景がわかるとロシア文学も少し読みやすくなるかもしれない。
安倍晋三みたいな見栄っ張りなウソつき男がドス作品にはいくらでも登場するので、人間はちっとも変わりはしないようにみえるが少しずつ進歩もしているのではないか。歴史は繰り返すがまったく相似形ではなく螺旋状に発展しているのではないか。
西ローマ帝国のキリスト教がルネサンス、宗教改革、フランス革命、産業革命、二度の大戦などに翻弄されつつ世界宗教へと発展していくのはいうまでもない。
数年前、ロシア正教会の総主教とカトリックの総本山ヴァチカンの教皇が1000年ぶりに仲直りして抱擁したというニュースをきいた。ナチによるユダヤ人ホロコーストを知りながら黙殺していたヴァチカンも今の教皇が先年、反省の弁を述べたそうだから歴史は前へと流れているようだ。
核兵器廃絶条約交渉もいよいよ国連で本格化するというから、やはり歴史は確実に前へ進んでいるのである。それにしても被爆国の日本政府がこの交渉にそっぽをむいているのが情けない。
(レーピン『ヴォルガの舟曳き』)
・・・
ローマ帝国はキリスト教を国教にしたが帝国は東西に分裂し、コンスタンチノープル(現イスタンブール)を首都にした東ローマ帝国はビザンチン文化を発展させ、キリスト教は東方正教会となった。いわゆるギリシア正教で黒海やカスピ海を経てドン川、ヴォルガ川沿いをしだいに北上してロシア正教として専制政治が支配するロシアの農奴たちに浸透していった。
こんかい、サンクト=ペテルブルグ、モスクワの駆け足旅行をして、ソ連崩壊後にロシア正教がすっかり儀式としては復活していることを知った。いまのロシア人がどのくらい信仰しているかは知らない。(余談だが、イスタンブールがシルクロードの西のはしだとすると、東のはしが奈良ということになる)
・・・
あんまり読んではないが、ロシア文学というと中村白葉とか米川正夫の訳が懐かしい。さいきんは亀山郁夫さんたちの翻訳でずいぶん読みやすくなったように思う。ドストエフスキー『悪霊』3冊のうち往復20時間の飛行機のなかで1冊だけをやっと読んだ。あとは酒飲んで寝ていたり、上空から北極やシベリアを眺めたり。
亀山さんの解説によると1872年刊行の『悪霊』は埴谷雄高、椎名麟三、高橋和巳、大江健三郎、村上春樹、さらに高村薫などに大きな影響をあたえたそうである。(黒沢明監督もドストエフスキーを若いときに熱読している。ベルばらの池田理代子さんも最近テレビで同じことをいっていた。松本清張とか井上ひさし、水上勉、吉村昭などが好きだった私には、残念ながらいずれも苦手な作家たち)
ドス作品には、皇帝につかえる貴族たちの悩める子弟や貧乏学生など知識階級(インテリゲンチアとは帝政ロシアの西欧派自由主義者をさすロシア語)が登場しロシアの社会閉塞について実にあれやこれやしゃべりまくり、実に真実と虚偽がいりくんだ矛盾にみちみちた言動で物語が混乱し盛り上がる。これは作家ドスが生きた時代が進歩と反動が渦を巻く混沌の時代だったからである。
1861年にロマノフ王朝は「農奴解放令」を発令したがロシア社会の混乱はいっそう深まった。(同じ年にアメリカでは奴隷解放をめぐって南北戦争が起きている)
青年ドスも全共闘運動みたいなものに走って逮捕され死刑宣告をうけたがシベリア流刑で生きのびた。レーニンの兄は青年時代に革命家として死刑になっている。
1700年はじめピョートル大帝が建設したサンクト=ペテルブルグがロシア帝国の首都になって、バルト海から西欧文明が洪水のように入ってきた。西欧派のロシアインテリ階級と、ロシア正教と農奴制にささえられた守旧派(スラブ派というらしい)が激突し葛藤している時代背景がわかるとロシア文学も少し読みやすくなるかもしれない。
安倍晋三みたいな見栄っ張りなウソつき男がドス作品にはいくらでも登場するので、人間はちっとも変わりはしないようにみえるが少しずつ進歩もしているのではないか。歴史は繰り返すがまったく相似形ではなく螺旋状に発展しているのではないか。
西ローマ帝国のキリスト教がルネサンス、宗教改革、フランス革命、産業革命、二度の大戦などに翻弄されつつ世界宗教へと発展していくのはいうまでもない。
数年前、ロシア正教会の総主教とカトリックの総本山ヴァチカンの教皇が1000年ぶりに仲直りして抱擁したというニュースをきいた。ナチによるユダヤ人ホロコーストを知りながら黙殺していたヴァチカンも今の教皇が先年、反省の弁を述べたそうだから歴史は前へと流れているようだ。
核兵器廃絶条約交渉もいよいよ国連で本格化するというから、やはり歴史は確実に前へ進んでいるのである。それにしても被爆国の日本政府がこの交渉にそっぽをむいているのが情けない。
(レーピン『ヴォルガの舟曳き』)
もうひとつ・・・褌子
われなくて山べの桜咲きにけり
オレが死んでも この山桜は年々歳々咲くのだろうなあ・・
だれの句か忘れたが、花見にふと思う句。
日本のサクラはこんなに美しいのにアベ政治は薄汚ねえ・・などと思っていたらサクラも散ってしまった。
次は右遠俊郎『読書論ノート』からの一節。
―――――
桜の花は美しい。だが、生活者にとっては、それはただそれだけのことである。いっとき心が和み、何か儲けものをしたような気になる。やがて忙しい日々のなかに、桜の美の記憶も忘れ去られていく。季節がめぐれば、桜の美しさと再会できると信じるからだ。だから生活者は、ふつうなら、だれでも桜の美を所有しようとは思わないだろう。芸術の美とのちがいはそこにある。芸術の美の発生が一回かぎりであるのにたいして、自然の美はその開花を繰り返すことができるのだ。
古来、日本の文人は、数多い花々の美しさの中で、もっとも多く桜の美について語り、歌ってきた。だが、彼らの美意識のなかには、ほとんど所有感覚がない。散り急ぐ花を惜しむだけである。ふたたびめぐりあう日までの、いっときの別れを哀惜するのである。愛する女を失ったような絶望感はそこにはない。それは、桜であろうとその他の花であろうと、自然の美は文人にとって、自分の外部にある価値であり、再生することのできる価値だからである。
―――――
このあと、右遠俊郎は、桜の美を外部の価値でなく、内面に押し寄せてくる価値として受けとめると、それは安らぎではなく自分の存在を脅かす不安の原因となる。美はそのとき愛と同じ働きを示しはじめると書いて梶井基次郎『桜の樹の下には』と坂口安吾『桜の森の満開の下』という二つの小説の読みどころを説くのであるが、わたしはこの二つともまだ読んではいない。
だれの句か忘れたが、花見にふと思う句。
日本のサクラはこんなに美しいのにアベ政治は薄汚ねえ・・などと思っていたらサクラも散ってしまった。
次は右遠俊郎『読書論ノート』からの一節。
―――――
桜の花は美しい。だが、生活者にとっては、それはただそれだけのことである。いっとき心が和み、何か儲けものをしたような気になる。やがて忙しい日々のなかに、桜の美の記憶も忘れ去られていく。季節がめぐれば、桜の美しさと再会できると信じるからだ。だから生活者は、ふつうなら、だれでも桜の美を所有しようとは思わないだろう。芸術の美とのちがいはそこにある。芸術の美の発生が一回かぎりであるのにたいして、自然の美はその開花を繰り返すことができるのだ。
古来、日本の文人は、数多い花々の美しさの中で、もっとも多く桜の美について語り、歌ってきた。だが、彼らの美意識のなかには、ほとんど所有感覚がない。散り急ぐ花を惜しむだけである。ふたたびめぐりあう日までの、いっときの別れを哀惜するのである。愛する女を失ったような絶望感はそこにはない。それは、桜であろうとその他の花であろうと、自然の美は文人にとって、自分の外部にある価値であり、再生することのできる価値だからである。
―――――
このあと、右遠俊郎は、桜の美を外部の価値でなく、内面に押し寄せてくる価値として受けとめると、それは安らぎではなく自分の存在を脅かす不安の原因となる。美はそのとき愛と同じ働きを示しはじめると書いて梶井基次郎『桜の樹の下には』と坂口安吾『桜の森の満開の下』という二つの小説の読みどころを説くのであるが、わたしはこの二つともまだ読んではいない。
ふたつFacebookから転載 褌子
NHK政治向きニュースには、政権迎合の作為と欺瞞がある。
アベ内閣の高い支持率は首相の「やってる詐欺」に加担するNHKニュースのせいが大きいのではないか。世論調査でなく“世論操作”。
いっぽう「NHKスペシャル」の『 2017廃炉への道・・核燃料デブリ見えてきた“壁” 』は、録画して目を皿にして観た。
「人類がかつて経験したことのない廃炉作業がつづくフクシマ第一原発にNHKカメラがはじめて入った」というナレーションで始まる。1~3号機で原子炉の底をやぶって二千度以上でメルトダウンし、さらに一部は格納容器まで溶かして飛び散った核燃料のデブリ880トン。これを取り出すだけで40年はかかるといわれている。廃炉が完了するまでには何十兆円かかるか見当もつかない。
今の段階はロボットにつけたカメラがやっと超高線量のなか撮影した映像で1、2号機のデブリがどこに落ちて散らばっているか居場所が何とかやっとわかりかけてきたという段階。ここまで来るのに事故から6年たっている。民間企業が津波対策を怠って起こした事故なのに毎日あふれ出る汚染水対策もふくめると国が税金で負担した費用はすでに2兆円。
・・
地震列島の日本に原発54基。もし北朝鮮のミサイルが一発でも命中したり、航空機が万一墜落しても取り返しがつかぬ惨事となることは素人でもわかる。
フクシマの原発事故後も原発事業推進をやめなかったため破産寸前の深刻な経営危機におちいっている東芝。家電に半導体に重電に地道ひとすじにやってきた東芝ほどの企業が悪魔のエネルギーにしがみつづけてしまった背景には、アベ首相の原発輸出トップセールス、再稼働強行路線があるのは間違いなかろう。
放射性廃棄物無害化に10万年もかかり、全く採算にあわず危険極まりない原発再稼働にアベ政権がなぜこれほど固執するのか。それはすでに長崎型原発6000発分もたまっているプルトニウムをつかって日本が核保有国になりたいという野望達成に核技術を温存したいからではないか。国連で核兵器禁止条約交渉が始まるというのに。
アベ内閣の高い支持率は首相の「やってる詐欺」に加担するNHKニュースのせいが大きいのではないか。世論調査でなく“世論操作”。
いっぽう「NHKスペシャル」の『 2017廃炉への道・・核燃料デブリ見えてきた“壁” 』は、録画して目を皿にして観た。
「人類がかつて経験したことのない廃炉作業がつづくフクシマ第一原発にNHKカメラがはじめて入った」というナレーションで始まる。1~3号機で原子炉の底をやぶって二千度以上でメルトダウンし、さらに一部は格納容器まで溶かして飛び散った核燃料のデブリ880トン。これを取り出すだけで40年はかかるといわれている。廃炉が完了するまでには何十兆円かかるか見当もつかない。
今の段階はロボットにつけたカメラがやっと超高線量のなか撮影した映像で1、2号機のデブリがどこに落ちて散らばっているか居場所が何とかやっとわかりかけてきたという段階。ここまで来るのに事故から6年たっている。民間企業が津波対策を怠って起こした事故なのに毎日あふれ出る汚染水対策もふくめると国が税金で負担した費用はすでに2兆円。
・・
地震列島の日本に原発54基。もし北朝鮮のミサイルが一発でも命中したり、航空機が万一墜落しても取り返しがつかぬ惨事となることは素人でもわかる。
フクシマの原発事故後も原発事業推進をやめなかったため破産寸前の深刻な経営危機におちいっている東芝。家電に半導体に重電に地道ひとすじにやってきた東芝ほどの企業が悪魔のエネルギーにしがみつづけてしまった背景には、アベ首相の原発輸出トップセールス、再稼働強行路線があるのは間違いなかろう。
放射性廃棄物無害化に10万年もかかり、全く採算にあわず危険極まりない原発再稼働にアベ政権がなぜこれほど固執するのか。それはすでに長崎型原発6000発分もたまっているプルトニウムをつかって日本が核保有国になりたいという野望達成に核技術を温存したいからではないか。国連で核兵器禁止条約交渉が始まるというのに。
地球が誕生して約45億5000万年たっている。人類(われわれ現生人類ホモ・サピエンス)は誕生して約20万年だから、地球の歴史を一年とすると大晦日の日付が変わる直前3分前に今の人類は誕生したことになる。
ドイツのウェーゲナーが大陸移動説を発表したのは1912年である。ゴッホの絵が生前まったく売れなかったように、この大陸移動説もウェーゲナーの生存中は一顧だにされなかった。南アメリカ大陸東岸とアフリカ西岸がぴったり一致するというウェーゲナーの天才的直感も、大陸を動かす巨大なエネルギーの説明がつかなかったのだ。地球誕生時から減り続ける熱や月の潮汐摩擦熱、太陽からの熱では全く足りないのである。
ウェーゲナーより、50年ほど前にイギリスのケルヴィン卿が、地球は熱く溶解した状態で誕生し地球表面だけが冷却した現在の状態になるのに2000万年~4億年かかったと熱伝導理論で試算を発表したが、生命進化や大山脈の地層形成プロセスからダーウインや地質学者たちはケルヴィン卿の推定に地球の歴史はもっと古いはずだと強い違和感をもった。 ー 地球内部には人類が知らない大きな熱源があって地球の歴史はケルヴィン卿の推測よりはるかに古いのではないだろうか、と。
いっぽうフランス人ベクレルがウランのはなつ放射線を発見したのが1896年。さらにポーランド出身のマリーはフランス人ピエール・キュリーと結婚し夫妻は原子崩壊を起こす放射性元素ラジウムとポロニウムを発見する。夫の死後、キュリー夫人が大量の瀝青からはじめてラジウムの分離抽出に成功したのが1911年。(ウェーゲナーの大陸移動説発表の前年。放射能という用語はマリーの発案)
ナチスドイツより先に放射性元素ウランによる核分裂爆弾をアメリカがつくるというマンハッタン計画が採用されて、キュリー夫妻のラジウム発見から僅か30数年でアメリカはナチスがすでに敗北しているのにヒロシマ・ナガサキの人類の頭上に原爆投下。
この恐るべき巨大な核エネルギー放出を目の当たりにした地球物理学者たちは、大陸移動の熱源の多くが地球誕生のときの残り熱よりも地球内部の放射性元素の崩壊熱ではないかと注目することになった。地球誕生のときの熱は宇宙にしだいに放散していくが、地球が冷えきって死の惑星にならないのは地球内部には数10億年~100億年という非常に長い半減期で崩壊熱が大きいK40、U238、U235、Th232という放射性元素があることに気がついたのである。さらに、これらの半減期から逆算し、隕石との比較放射性年代測定法で1960年ごろには地球は約45億5000万年前に誕生したに違いないと算出されることになった。
こうしてウェーゲナーの大陸移動説の正しさが劇的に証明され(大西洋をはさむ両大陸の古地磁気の方向一致も大きな傍証になった)、地球内部の放射性物質の崩壊熱から絶えず供給される熱を主なエネルギー源としてのマントルの対流で茹で玉子のヒビの入った殻のような地殻プレートの上に乗っかる大陸が移動していること、いわゆるプレートテクトニクス理論の正しさも証明されることになった。これで巨大地震発生のメカニズムも明らかになったことはいうまでもない。まだほんの50年ちょっと前のことだ。
ドイツのウェーゲナーが大陸移動説を発表したのは1912年である。ゴッホの絵が生前まったく売れなかったように、この大陸移動説もウェーゲナーの生存中は一顧だにされなかった。南アメリカ大陸東岸とアフリカ西岸がぴったり一致するというウェーゲナーの天才的直感も、大陸を動かす巨大なエネルギーの説明がつかなかったのだ。地球誕生時から減り続ける熱や月の潮汐摩擦熱、太陽からの熱では全く足りないのである。
ウェーゲナーより、50年ほど前にイギリスのケルヴィン卿が、地球は熱く溶解した状態で誕生し地球表面だけが冷却した現在の状態になるのに2000万年~4億年かかったと熱伝導理論で試算を発表したが、生命進化や大山脈の地層形成プロセスからダーウインや地質学者たちはケルヴィン卿の推定に地球の歴史はもっと古いはずだと強い違和感をもった。 ー 地球内部には人類が知らない大きな熱源があって地球の歴史はケルヴィン卿の推測よりはるかに古いのではないだろうか、と。
いっぽうフランス人ベクレルがウランのはなつ放射線を発見したのが1896年。さらにポーランド出身のマリーはフランス人ピエール・キュリーと結婚し夫妻は原子崩壊を起こす放射性元素ラジウムとポロニウムを発見する。夫の死後、キュリー夫人が大量の瀝青からはじめてラジウムの分離抽出に成功したのが1911年。(ウェーゲナーの大陸移動説発表の前年。放射能という用語はマリーの発案)
ナチスドイツより先に放射性元素ウランによる核分裂爆弾をアメリカがつくるというマンハッタン計画が採用されて、キュリー夫妻のラジウム発見から僅か30数年でアメリカはナチスがすでに敗北しているのにヒロシマ・ナガサキの人類の頭上に原爆投下。
この恐るべき巨大な核エネルギー放出を目の当たりにした地球物理学者たちは、大陸移動の熱源の多くが地球誕生のときの残り熱よりも地球内部の放射性元素の崩壊熱ではないかと注目することになった。地球誕生のときの熱は宇宙にしだいに放散していくが、地球が冷えきって死の惑星にならないのは地球内部には数10億年~100億年という非常に長い半減期で崩壊熱が大きいK40、U238、U235、Th232という放射性元素があることに気がついたのである。さらに、これらの半減期から逆算し、隕石との比較放射性年代測定法で1960年ごろには地球は約45億5000万年前に誕生したに違いないと算出されることになった。
こうしてウェーゲナーの大陸移動説の正しさが劇的に証明され(大西洋をはさむ両大陸の古地磁気の方向一致も大きな傍証になった)、地球内部の放射性物質の崩壊熱から絶えず供給される熱を主なエネルギー源としてのマントルの対流で茹で玉子のヒビの入った殻のような地殻プレートの上に乗っかる大陸が移動していること、いわゆるプレートテクトニクス理論の正しさも証明されることになった。これで巨大地震発生のメカニズムも明らかになったことはいうまでもない。まだほんの50年ちょっと前のことだ。
(原爆のようにいっきょにではなく、ソロソロゆっくりと核分裂させる原発を1950年に原潜用に開発したアメリカは日米安保締結3年後の1963年にアメリカの技術で日本の原発建設を強要し今や日本列島に林立する原発は54基。
2011年のフクシマの原発事故はキュリー夫人のラジウム分離成功1911年の100年目の年にあたるが、フクシマの事故と廃炉作業の困難さは原発が今の人類にはまだ手に負えない未開発技術であり、核兵器は廃絶しかない悪魔の兵器であることを示しているのではないか・・。画像はHPから)
2011年のフクシマの原発事故はキュリー夫人のラジウム分離成功1911年の100年目の年にあたるが、フクシマの事故と廃炉作業の困難さは原発が今の人類にはまだ手に負えない未開発技術であり、核兵器は廃絶しかない悪魔の兵器であることを示しているのではないか・・。画像はHPから)
2017年4月18日火曜日
函館通信2-73・・・四月投句・・・仁兵衛
上野の花見写真楽しく拝見しました。全体に呆けた写真でしたが齢相応と言わざるを得ないでしょう。「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」とはよく言ったものだ。だからこそ来年も是非続けて下さい。
函館は五稜郭の花見に合わせた電灯と提灯の準備に掛かった所だ。新幹線が来る様になって函館まで足を伸ばす人も少しは増えた模様。但し海水温が高いためか?烏賊とホタテの水揚げがめっぽう悪い。困ったものだ。
体調の方は新たに筋トレを含むデイサービスに週一(3時間)で通う事にした。少しでも歩く力を付けたいと思っている。この冬で一気に歩行能力が下がったと感じているからだ。これで病院の週二のリハビリ(40分)と合わせ週三になってしまった。まあ仕方なかっぺ。
さて、今月の10句送ります。ご鑑賞下さい。
平成29年4月
1.雪形やふわりと軌道修正す
2.雨やまぬ花を催促したままに
3.伝承の舞やサビタの花の中
4.山折りし谷折りくわヘ新学期
5.声変わり電話の向こう海のどか
6.春深し梃子の支点は偏りて
7.青き踏む昔駅舎改札口
8.鳥帰るかわたれ時に走る人
9.小手投げの涙法師や花だより
10.初蝶や抜けて歪みし地下空間
2017年4月17日月曜日
春がいく・・・・・・逸徳
こちらでは桜が散り、明日はへたをすると東京は夏日になるかもという。毎年、ゆっくりと花見をしていなかったので、今日の午後に近くの川の堤防の桜並木の下でひとり桜をゆっくり味わうこととした。カンチューハイとコロッケを買い、桜並木の下のベンチにすわって、何にも考えないでぼーっと空を見ている。なんにも考えないということは、感覚の受信チャンネルはすこしあけて、酒を飲んでいるだけの状態である。ひとどうりはほとんどないのでまあいいが、はたから見たら徘徊老人かなにかに見えたかもしれないなあ。
さくらの花が散っているのだが、もう終わりがけなので目の前に2.3秒に一枚、チラリチラリと花びらが落ちていく。本当はサンサンと散る花吹雪が好きなのだがこういうのも悪くないなあ。
行く春を近江の人とおしみける、という芭蕉の句があったなあ。でもなんで春を惜しむというのだろう。春という祭典が終わるという事への寂しさであろうか。どうもよくわからない。おいらの感覚からすれば、爛漫と咲き誇っていた桜が、「よしもう俺は生き切った。これでいい」と潔く大地に戻っていくのだから、行く春は祝うべきではないか。でもこれだけでは特攻隊を賛美することにつながる。それはいやだなあ。
しかしだ。ともあれ、花が散るという事は死の予感がある。燦々と降る花吹雪の中に身をおくと、確かに体内の何かが動くのである。命の共鳴という事だろうか。だが、それが華やかで輝いているようにみえるのは、来年の春の再生という希望をその向こうに持っているからだろう。死の向こうの生。
うーん・酒が回ってきた。ではまた。
さくらの花が散っているのだが、もう終わりがけなので目の前に2.3秒に一枚、チラリチラリと花びらが落ちていく。本当はサンサンと散る花吹雪が好きなのだがこういうのも悪くないなあ。
行く春を近江の人とおしみける、という芭蕉の句があったなあ。でもなんで春を惜しむというのだろう。春という祭典が終わるという事への寂しさであろうか。どうもよくわからない。おいらの感覚からすれば、爛漫と咲き誇っていた桜が、「よしもう俺は生き切った。これでいい」と潔く大地に戻っていくのだから、行く春は祝うべきではないか。でもこれだけでは特攻隊を賛美することにつながる。それはいやだなあ。
しかしだ。ともあれ、花が散るという事は死の予感がある。燦々と降る花吹雪の中に身をおくと、確かに体内の何かが動くのである。命の共鳴という事だろうか。だが、それが華やかで輝いているようにみえるのは、来年の春の再生という希望をその向こうに持っているからだろう。死の向こうの生。
うーん・酒が回ってきた。ではまた。
2017年4月5日水曜日
やっと桜が・・・・逸徳
ニッセさん おひさしぶり。 元気なようで何よりですね。 おいらはPCをやらないので、ニッセさんの話があんまり理解できないんですが、こういうことをやっているなら、頭はボケませんな。
静岡は桜が満開直前です。7日は上野は満開かな。にぎやかでしょう。ぼくは、今小学生に科学体験をやらせる「科学少年団」というのをやっているんですが、今年はペットボトルロケットにカメラを載せたいと考え、7日ははやめにいって秋葉原で小型ビデオカメラを探そうと思っています。4年ほど前から、JAXAとコラボしていろんな実験をやっているのですが、今回のペットボトルロケットはJAXAが設計したもので、軽く100mは飛びます。先端に50g程度の油粘土を重りでいれるのですが、これをプラスチック爆薬にでもしたら、立派な迫撃砲になるなあと考えたら、とっくに警察は知っていて、このロケットの発射装置は簡単には売ってくれません。でもまあ、高度50m程度まであがっての映像がとれれば、子供たちには面白いと思います。
老化防止のポイントは「食事」と「運動」と「社会参加」といいますが、最近運動もあまりやらなくなりました。とにかく外に出ると、花粉症がひどく、目がかゆくてやっていれません。「社会参加」ですが、どうも最近は話の合う人との会話が主になって、話の合わない人、主義主張の違う人との間でも適切な間合いをとって話を進めていくのが、しんどくなってきました。要するに、ひとの機嫌をうかがうのが面倒臭い。年ですなあ。
静岡は桜が満開直前です。7日は上野は満開かな。にぎやかでしょう。ぼくは、今小学生に科学体験をやらせる「科学少年団」というのをやっているんですが、今年はペットボトルロケットにカメラを載せたいと考え、7日ははやめにいって秋葉原で小型ビデオカメラを探そうと思っています。4年ほど前から、JAXAとコラボしていろんな実験をやっているのですが、今回のペットボトルロケットはJAXAが設計したもので、軽く100mは飛びます。先端に50g程度の油粘土を重りでいれるのですが、これをプラスチック爆薬にでもしたら、立派な迫撃砲になるなあと考えたら、とっくに警察は知っていて、このロケットの発射装置は簡単には売ってくれません。でもまあ、高度50m程度まであがっての映像がとれれば、子供たちには面白いと思います。
老化防止のポイントは「食事」と「運動」と「社会参加」といいますが、最近運動もあまりやらなくなりました。とにかく外に出ると、花粉症がひどく、目がかゆくてやっていれません。「社会参加」ですが、どうも最近は話の合う人との会話が主になって、話の合わない人、主義主張の違う人との間でも適切な間合いをとって話を進めていくのが、しんどくなってきました。要するに、ひとの機嫌をうかがうのが面倒臭い。年ですなあ。
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