NHK政治向きニュースには、政権迎合の作為と欺瞞がある。
アベ内閣の高い支持率は首相の「やってる詐欺」に加担するNHKニュースのせいが大きいのではないか。世論調査でなく“世論操作”。
いっぽう「NHKスペシャル」の『 2017廃炉への道・・核燃料デブリ見えてきた“壁” 』は、録画して目を皿にして観た。
「人類がかつて経験したことのない廃炉作業がつづくフクシマ第一原発にNHKカメラがはじめて入った」というナレーションで始まる。1~3号機で原子炉の底をやぶって二千度以上でメルトダウンし、さらに一部は格納容器まで溶かして飛び散った核燃料のデブリ880トン。これを取り出すだけで40年はかかるといわれている。廃炉が完了するまでには何十兆円かかるか見当もつかない。
今の段階はロボットにつけたカメラがやっと超高線量のなか撮影した映像で1、2号機のデブリがどこに落ちて散らばっているか居場所が何とかやっとわかりかけてきたという段階。ここまで来るのに事故から6年たっている。民間企業が津波対策を怠って起こした事故なのに毎日あふれ出る汚染水対策もふくめると国が税金で負担した費用はすでに2兆円。
・・
地震列島の日本に原発54基。もし北朝鮮のミサイルが一発でも命中したり、航空機が万一墜落しても取り返しがつかぬ惨事となることは素人でもわかる。
フクシマの原発事故後も原発事業推進をやめなかったため破産寸前の深刻な経営危機におちいっている東芝。家電に半導体に重電に地道ひとすじにやってきた東芝ほどの企業が悪魔のエネルギーにしがみつづけてしまった背景には、アベ首相の原発輸出トップセールス、再稼働強行路線があるのは間違いなかろう。
放射性廃棄物無害化に10万年もかかり、全く採算にあわず危険極まりない原発再稼働にアベ政権がなぜこれほど固執するのか。それはすでに長崎型原発6000発分もたまっているプルトニウムをつかって日本が核保有国になりたいという野望達成に核技術を温存したいからではないか。国連で核兵器禁止条約交渉が始まるというのに。
0 件のコメント:
コメントを投稿