2015年7月9日木曜日

函館通信2-28・・・青函懐旧談・・・仁兵衛

逸徳さん私の句に対して色々と面白く感じて戴き有難う御座います。
猫跨ぎさんの様にきちっと自分の句に対して読者とのやり取りが出来ずいい加減でしかないが逸徳さんの気持ちの広さにおんぶさせて貰いますよ。

カタツムリの句、内の句会ではこれは川柳ではないかと評価された。私が思うにはどうも北海道ではカタツムリを見る機会が少ないんじゃなかろうかとの判断だ。函館に移ってから公園などでも注意しているが少なくとも大型の蝸牛にはお眼に掛った事がない。小さな蝸牛では匍匐前進のイメージも湧かないかもしれないな。

昆布刈りの句、根室港から一斉に歯舞群島貝殻島向けて出航して行く小さなこんぶ漁船。一刻も早く良い漁場を確保するのに必死さが波飛沫に現れていた映像であった。ロシアから僅かに許された時間と場所だ。我々には解らない生活が掛っている。
コンブを刈るとは船の上から海底を覗き長いかぎ棒で引っ掛けて引き上げる潮の流れによって船の舳先は北方領土の方を向いている時もあろう。

こんな風に映像から勝手に想像を加えながら無責任に句を作っている時が多い。
そうだ猫跨ぎさんからご指摘をされていた青函連絡船懐旧談でもやりましょう。其の切っ掛けになればと「懐かしの青函八句」を作ってみました。

・ 海峡を四時間すべり遅き春
・ 船底の二等船室春近し

・ しばらくはイルカと船と競ふ夏
・ 夏甲板サブちゃんの曲途切れがち

・ 人よりも大きな荷物秋航路
・ 秋離岸銅鑼の音足に響きをり

・ 桟橋をだまって走る小雪かな
・ 紙テープ最後に残る冬の色

こうやって楽しむのも俳句の楽しみ方の一つと思います。




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