2015年2月27日金曜日
函館通信2-18・・・猫跨ぎ句鑑賞・・・仁兵衛
道内また数多くの低気圧の来襲で東部を中心に暴風雪になりつつある。函館は雲は厚いが雪も降らず積らずで安泰です。
逸徳さんご評価・感想有難う御座いました。俳句は自分の考えている事、感じた事をいかに17文字の中にはめ込んでしかも読んで呉れる人に同じ様に感じて貰えるかと思っていたがさにあらず作者の手を離れたら勝手に解釈されて良くも悪くもなってゆくものですよ。そこに一つの面白さを感じてつくるのを楽しんでいるのです。その意味では人の作品を評価する力も作るのと同じ位大変だと最近つくづく感じている所です。
逸徳さんも褌子さんも是非俳句を作って下さいな。また、鑑賞した感想いや俺だったらこう作ると作り直してみるのも結構だと思います。お待ち致して居ります。
さて、今月の猫跨ぎ句の鑑賞結果に進みます。兎に角味のある句にどこからケチを点ければうまい汁が吸えるんじゃないかと狙っていますからね。
・冬銀河フォッサマグナの軋みたる・・・銀河と地質構造体とを持って来た所が私には解るようで解らなかった。どっちもどこか軋んでいる様だと怖いね。
・崩れたる成人の日の焼林檎・・・誰が作っているのかは想像にまかされている。そこから又新たな想像が生まれてくる。成人の日と焼林檎との取り合わせが面白かった。準特選。
・松籟に遅れマントの翻る・・・マントとは何だか昔の学生を思い出すね。熱海の海岸の貫一お宮に思いが行きそう。
・恵方巻てふ哀しきかたち冬終はる・・・これは良く判らなかった。特に中七の読み方から解説をお願いしたい。
・探梅や防災公園鎮魂碑・・・昨秋いわきを訪問したが鎮魂碑を建てる予定があると聞いた。
・遠い約束冬の雨降り止まず・・・何方との御約束かは分からぬが「遠い」と「冬の雨」で寂しさが倍加されている様に感じた。
・戦争は直線多しいかのぼり・・・中七の「直線多し」の単純で言い切った表現がすばらしい。戦争といかのぼりとの間に挟まって光を放っている様だ。特選。
・日脚延ぶ竹林遠くで空爆・・・日脚が延びれば竹林の中まで日が差して来るだろう。それまでには空爆も終わらせた方がよい。
・裏返す夜のレコード雪催・・・雪が今にも降ってきそうな空模様にはJ・コルトレーンかM・デビスの曲が似合いそう。
・体内にいつも風吹く冬鷗・・・函館の海岸でもこれは実景として見ている。上五の表現が面白い。
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