2015年3月17日火曜日

仁チャン句鑑賞・・・・逸徳

まあ、こむつかしいことをいいあうのは元気の証拠ということでご勘弁を。とはいえ、そういうこともしんどくなってきたなあ。まあ、仁ちゃんのお耳、ではないか、お目を汚さぬようやります。で、今月の仁ちゃん句を素人がえらそうに鑑賞・・・ 心にのこったのだけでご勘弁
 今回は変な話、老いというものを感じたというか、時間というものを感じた句があったなあ。
 ・海遠し十三参り斜に構え・・・・ 遠い海のイメージは、未来への広がりを感じる。これに十三参りがくっついたのが面白い。とはいえこのことば検索で初めて知った次第。少年のまっすぐな傲慢さは、たしかに未来を見据えている。ちなみに十三というとしはとても面白いと思う。たけくらべの美登利は14、厨子王が13、ロミオとジュリエットのジュリエットも13だ。13という年はまさにひとつの節目で、大人の始まりだなあ。つまりたいがいのことはわかるし、人生の不条理も悲哀も感じることのできるとしだ。嵐の海に出航する新造船という感じか。斜に構えざるをえないではないか。 特選
・シュプールのあとに雪崩のつづきおり・・・・ これもいい。シュプールという今をきりとって、その爽快感にひたるあとに雪崩の余寒だ。何だか今の世相にぴったり 準特選
・まだつかぬ降車ランプや弥生尽・・・・・これもいい。春のおわりにバスからおりなくてはいかんのか。うーむ。ドキドキするな。おいらの好きな詩人の作品を思い出した。紹介する。
アメリカの詩人ロバートフロストの作品「白い森の中で」の最後の部分である。
 

森はやさしく暗くそして深い

だが私には約束の仕事がある

眠るまでにはまだ何マイルかいかねばな

らぬ

眠るまでにはまだ何マイルかいかねばな
らぬ 
 
・黙祷の終わりの合図鳥雲に
・放射能解らぬままに土筆かな
・キャバレーの跡かたもなし春の雨
・たらればの話はつづき鳥雲
  ・・・・これらの作品、作者の意図はともかくとしてどうしても3.11を連想する。そこに出てくる愚かさや、悲哀や、怒りも。 原発を動かし、戦争の準備だって。こんなばかな国にあと何年かなあ。わかいやつらにこんな国は引き渡したくないが。

これから三日ばかり名古屋に孫の顔みにいってくる。 子どもはいい。幼稚園の子供もの声がうるさいというやつの心がしれん。ひばりの声みたいなのに。
     

0 件のコメント:

コメントを投稿