サイコドラマと聞いて、昔の記憶を辿っていたら思い出した。はるか昔、管理職研修というのがあって何泊かの缶詰研修だった。その中にrole playing というのがあった。役割を替えて、その役割に成り切って演ずるというもの。そう、その研修で何人かが正常さを失い、おかしくなったという。人格の破綻といえば大袈裟だが。以降、この種の課目は廃止となり、従って私は経験していない。そのとき私の抱いた正直な印象を言えば、会社では労働の対価として給料は貰っている、しかしまるごと人格を君等にあずけた積もりはないという一種の怒りだった。
これは、戦後、アメリカから導入されたものだろう。背後にはプラグマチズムがある。はっきり言うが日本には馴染まないと思うね。自殺者がでたという。こんな人間がいるのかと不思議な印象を語っているが、おいおい、それは逆だろう。間違っているからこんな事故を起こすのだ。Self expressionの強いアメリカ人が好みそうなことだ。四十年弱会社生活をしたが、総括するに、この種の研修は一切身についていない。むしろ悪い印象しかない。いうなれば、仕事を通してしかほんもののスキルは得られない。人事の連中にはコンサルタントに法外な金を払うのはよせと言ったものだった。
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