作者の個人的事情は、読み手は知るすべがないから、全くことなった景を描いてしまう。これはしょうがないね。それが面白さであるけど。十三参りについては、その地理的条件、斜に構えの主体が誰なのかが重要な条件であってみれば、全くお手上げ。ただ、逸徳氏の評は当てずっぽうながらいいところをついている。
河川敷については、時事俳句というなら、前書がなければ、ちょっと無理だね。蕗の薹をちょっと工夫してくれるならとっかかりがあったかも知れないが。
この惨劇はマスコミが流したイスラム国の残酷劇の影響だね。死刑執行を模している。しかし、この事件の加害者のみならず被害者の子供達の親はどんな連中なんだろう。想像を越える。
さて前置きがながくなってしまった。今月の私の十句。
・探梅や立入禁止の中らしく
・降るといふ雪とはならず風呂熱き
・フランスパンの突つ立つてゐる日永
・鳥雲に入る深層水研究所
・志ん生の出囃子春の波頭
・春燈や腸抜かれたる烏賊の透き
・菱餅は三色モンドリアン画集
・春風邪や家中同じ電子音
・夕よりも朝に淋しき紙風船
・昇つては降りるほかなし春の山
0 件のコメント:
コメントを投稿