2014年8月27日水曜日

函館通信2-6 猫跨ぎ句鑑賞

北海道も雨が良く降る。
止んで天気が変わったなと思ったら北から寒気を伴った高気圧が張り出してきた。
猫跨ぎさんの8月十句楽しく鑑賞させて戴きました。

・無人バス来て引き返す雲の峰・・・無人バスとは過疎化から崩壊の過程の山間の村落の事なのだろう。
・折鶴を開ければ白紙昼寝覚・・・何故折鶴を開いたのだろう。昼寝の夢の続きなのかもしれない。
・威銃下総旧家の奥暗し・・・北海道では威銃は未だみかけたことが無い。
・真清水の素瓶を透す寂しさよ・・・美し過ぎると寂しくなってゆくものかもしれないね。
・青鷺の佇つとき甍古りてゆく・・・青鷺は性質が良くなく工場の池の魚をよく取られたものだ。しかし一瞬で捉える能力は見事だった。
・眼球はもの見る器官原爆忌・・・取り合わせ絶妙。何事も自分の目でしっかり見る事が年齢と共に衰えてきているな。特選。


・盆提灯灯して夜を早めけり・・・走馬灯の様に廻る盆提灯を夕方早めに点  けたのかな。
・松籟の真只中に墓洗ふ・・・墓をも持たない人が増える傾向とか。松籟だけは昔から変わらない。
・蜩や思ひ出せない数へ歌・・・カナカナの声は何で過去の事象とこう上手く結び付くのだろうと以前から思っている。
・一瞬にして扇状地たり銀河濃し・・・雨が降って山から土砂を押し出し扇状地を作る。学校で習った記憶がある。しかし雨が集中し過ぎれば今回の様に・・・。宇宙はそれでも泰然としている。準特選。
 
五稜郭の濠はすっかりブルーギルに占領されてしまっている。
年間で1500匹位釣り上げて一時減ったがまた増加傾向になってしまった。

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