もう一回 ・・・褌子
きょう、夕方、高校生三人をMさんが突然連れてきた。 高校生たちは、原水禁大会に行くのでカンパのお願いにきました、と礼儀正しく挨拶をし、30分くらいであるが楽しい会話をすることができた。 高三年のK君は英語の検定試験を突破したいと語ってくれた。好きな本はもっぱら推理小説だという。K君が中学1年の時に後援会の越年スキー旅行で同室になったことがあり、星新一の本に読みふけっていたことを思い出した。 Tさんは高二年であるが今なんと『ハンナ・アーレント』を読んでいるというので驚いた。『ハンナ・アーレント』は昨年映画になって私も岩波ホールでみたことがある。アーレントは、ナチスの迫害からアメリカに逃げてきたユダヤ人の女性哲学者。ユダヤ人を数百万人もガス室に送った実行責任者アイヒマンが捕まって裁判になり、アーレントはイスラエルに傍聴に行く。ところが被告席のアイヒマンが世紀の極悪非道な悪魔ではなく、小心で平凡などこにでもいる小市民風の男であることを知ってアーレントは衝撃をうける―――――というあらすじで、わたしは原作を読んだことがないが、高校二年生の読書力に感動してしまった。
高一のSさんは『ハリーポッター』にはまっているという。私が読んでいないと言ったら、引率のMさんから『ハリーポッター』もまだ読んでないんですか、と言われてしまった。
Mさんはたぶん20才後半の女性であるが、数年前に不破哲三『資本論全三部を読む』全七巻をプレゼントしたことがある。この本は私もひさしぶりにまじめに輪講で読んだ本でいっぱい書き込みをしてあったが、彼女が学習会で使うのだが全部買うのが大変…と言ってるのを耳にして、ぽんと気前よくプレゼントしてしまった。私の書き込みがとても参考になりました、とお世辞半分に彼女がいってくれたのが、うれしかったものだ。
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