2014年9月22日月曜日

そんなバナナ!!!国兼

  そんなバカなと思うような、今年のイグ・ノーベル賞である。
バナナの皮は滑るという漫画にもよく出てき、チャップリンの映画にも出てくるようなこんな古典的な現象の物理的解明がなされていなかったとは、驚いたネ。でも、こんなユーモアに満ち、深く考えさせるこのような賞に日本人が連続8回も受賞していることは素晴らしいことだ!!!。STAP細胞のような悲劇なのか喜劇なのか、かのシェエクスピアも匙を投げるような科学的大発見という虚構に比べ、ホットする心温まるニュースである。もう一つ驚いたのは、このバナナの滑る原因が小胞ゲルの圧縮により液体が出ることで、雪上のスキーの滑りに匹敵する摩擦係数という。その昔、高分子学科学生の時に中川先生だったか忘れたが、氷の上(あるいは雪上でのスキー)でスケートに乗ってどうして滑ることができるのかと?それは水という不思議な物質の特性によるという説明だった(バナナと同じである)。この地球ではごくありふれた、生命の生まれた基本的物質である水が、今日の進歩した、精密測定技術が揃っていても、サイエンスの世界で今なおその構造に関して論文が発表されている。
 話代わるが、猫跨さんから第1句集「緩和時間」(このタイトルもその昔の高分子時代の粘弾性の二つのモデル、フォークトモデルとマックスウエルモデルを思い出させる。クリープ現象とか思い出すね)を贈られた。この欄での猫さんの句を見ていただけに、読んで、まず読めなければと、各種漢和辞典と歳時記を持ち出して準備を整えた。が、帯に書かれた自選の3句のうちの「辣韮をカレーは嫌いかもしれず」の「辣韮」とは?で諦めた。竹芳氏の序に変えての中で福神漬と辣韮とあってそうかと。我が家のカレーではカミさんは福神漬だが、私は「ラッキョウ」である。難しい漢字は全て飛ばしながら、やはりホロホロ会で一緒に旅した出雲、山形や遠野等の句は近親感というかあの時見た風景が目に浮かんでくる感じである。特に秀逸と思うのは猫さんが愛猫を詠んだ数編の句である。何となく漱石の吾輩は猫の猫君と主人のような感じである。猫さんの俳句のパロディーを一つ「むつかしい顔して俳句をひねりおり」

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