今日も又函館は雨降りです。北の方に低気圧があり午前中二回ゲリラ豪雨に近い降り方がありました。自動車運転には前照灯をつけています。外での歩行訓練もお休みです。気力も削がれ昼寝に走りがちになってしまいます。
九州の熊さんの川柳鑑賞。問題なく「快心打 一流ぶって 不満顔」を特選とします。微妙な人の心理変化を上手く捉えている点に良さがあり、快心打を余り打てなかった私としてはこんな心理になってみたかったなと羨望の念も同時に持たされました。
猫跨ぎ句鑑賞;相変わらず良句ばかりですが・・・。
・はんざきや活断層に耳澄ます(特選)・・・高校の生物部で高尾山の沢奥に生物採取に行った。はんざきには会えなかったがプラナリヤを採取して再生実験に供した。
その時の沢の記憶が強烈に思い出され、それが活断層という当時は興味無かった言葉と結びついて句を構成している事で何はともあれ特選しかない。
・問題は睡眠の質茗荷の子(準特選)・・・グサリと眠りの悩みを抉られたね。しかしそれが茗荷の子に飛んで行くのが作者の遊び心と云うのかな。
・半地下の古書肆を降りる暑さかな・・・神保町の古本屋に4,5段降りて行く構造のものが確かにあったね。
・鴎外の不機嫌な髭青山椒・・・この髭は「くちひげ」なんだろうが鴎外を知らなさ過ぎるので良く判らん。
・映す山なき下総の田水湧く・・・下総は千葉県北部とあるが坂東太郎の流れが有るばかりか。「田水湧く」の季語選択がさすが秀逸。
・括られしサルトル選集罌粟坊主・・・そろそろ本の整理ですか。季語「けしぼうず」の注釈に花が終わり球形の実が揺れているのがユーモラスからこの愛称になったと
ある。推測するに作者はサルトル選集をまず一番に自分から遠ざける心境ではなかろうか。
・かなかなのかで終はりたるひと日かな・・・とうとうそこまで蝉は力が弱ったか。しかし、まだまだ貴方の句作力はこんなものでは決して終わりませんよ。
・不揃ひの乱歩全集黒葡萄・・・「不揃い」「乱」「黒」の配置が面白いと思った。
・ちょっとだけ手を振り合ひて遊山船・・・大沼公園にお出で下さい。
・ドイツ製の鉛筆削り夜の秋・・・そんなにドイツ製の刃物は切れ味が良かったと見える。
以上大変遅れましたが今後川柳も俳句も鑑賞しあえる様にしてゆきましょう。
猫跨ぎさんも九州の熊さんもよろしく!
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